ここからは実際に「TUF-RX6800-O16G-GAMING」をPCに組み込んで、そのパフォーマンスを確かめていこう。テストPCのCPUは12コア/24スレッドのAMD Ryzen 9 5900Xで、マザーボードには先日撮って出しレビューで紹介したX570チップセットを採用するASUSハイエンドマザーボード「ROG Crosshair VIII Dark Hero」を組み合わせている。
| Ryzen 5000シリーズの性能を引き出すX570チップセット採用マザーボードの「ROG Crosshair VIII Dark Hero」 |
ここでは「TUF-RX6800-O16G-GAMING」のデフォルトクロックとなる「Gaming mode」に加えて、「AMD Radeon Software Adrenalin 2020 Edition」のチューニング機能を利用したオーバークロック状態でパフォーマンスをチェックしていこう。また、ゲームのパフォーマンスを向上させるAMD Smart Access Memory(SAM)は有効に設定している。ASUS「ROG Crosshair VIII Dark Hero」では、BIOSの「Advanced」、「PCI Subsystem Settings」にある、「Re-Size BAR Support」を「Disabled」から「Auto」に変更するだけでいい。
| ASUS「GPU Tweak II」。オーバークロック、システムモニタリング機能などを備えている |
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| GPU-Zの機能も備わっている | GPUクロックや、ファン回転数などのカスタマイズが可能になっている |
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| GPUクロックや、ファン回転数などのカスタマイズが可能になっている | フレームレートや時間、GPUクロック、GPU温度などをゲーム内に表示することもできる |
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| 「TUF-RX6800-O16G-GAMING」のGPU-Z。バスインターフェースは、PCIe4.0×16で動作 | ゲーム実行中の実GPUクロックは、最大で2,250MHzまで伸びていた |
| ASUS LEDユーティリティーの「ASUS Aura」を使うことで、VGAカバー側面のロゴカラーをカスタマイズできる |
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| AMD Smart Access Memory機能(SAM)は「Re-Size BAR Support」を「Auto」に設定することで有効になる | 「Re-Size BAR Support」の項目が表示されない時は「Boot」、「CSM(Compatibility Support Module)」の「Launch CSM」を「Disabled」に変更(標準でDisabled設定) |
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| オーバークロック機能も備えている「AMD Radeon Software Adrenalin 2020 Edition」 | GPUクロックやPower Limitを手動で設定した |
| オーバークロックにより、実クロックは最大で2,477MHzを記録した |