ここからは、CPUを標準構成のCore i7-12700から、Core i9-12900にカスタマイズした「PG-PH12T」のパフォーマンスをチェックしていこう。
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| 第12世代Intel CoreプロセッサのCore i9-12900にカスタマイズしている | マザーボードは「PRO Z690-A WIFI」で、メモリはDDR5-4,800MHzの16GB |
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| Power Limitは実質無制限となる4096Wに設定。CPUがフルロードされる状態の消費電力は210Wを超えていた | Inno 3DのGeForce RTX 3060 Tiグラフィックスカードを搭載 |
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| 実ブーストクロックは、1,965MHzまで伸びていた |
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| 「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果。crucial「P5 Plus」の容量500GB「CT500P5PSSD8」は、リード6,655MB/sec、ライト4,335MB/secを発揮している | |
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| 新世代ネットワーク規格の2.5ギガビットLANとWi-Fi6をサポート。対応するルーターなどと組み合わせることで、ワイヤレスでも2,402Mbpsの高速通信を実現する | |
テストセッションの最初はCPUパフォーマンスを計測するベンチマークの「CINEBENCH」を実行していこう。「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R20」「CINEBENCH R23」それぞれのスコアは以下の通りだ。
Core i9-12900にカスタマイズした「PG-PH12T」が採用するCPUクーラーの「Laminar RH1」は、大型ではあるがTDPは65Wまでの対応になる。そのため、Power Limit無制限状態でCPUがフルロードされると、CPU温度はサーマルスロットリングが発生する100℃に達してしまう。Core i9-12900のパフォーマンスを最大限に発揮するには、CPUクーラーのカスタマイズが必要になるが、「Laminar RH1」でも、Core i7-12700Kを上回るパフォーマンスを発揮している。