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CFD「PG3NF2」シリーズ(2022年3月下旬発売)
CSSD-M2B2TPG3NF2(2TB) 実勢売価税込29,000円前後
CSSD-M2B1TPG3NF2(1TB) 実勢売価税込15,000円前後
CSSD-M2B5GPG3NF2(500GB) 実勢売価税込9,000円前後
製品情報(CFD販売株式会社)
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定番PCI-Express4.0(x4)SSDの正統後継モデル
今回の主役は、3月下旬より発売が開始されたCFDの新メインストリーム向けPCI-Express4.0(x4)SSD
「PG3NF2」シリーズだ。2020年7月に国内初のPCI-Express4.0(x4)SSDとしてデビューした定番モデル
「PG3VNF」シリーズの正統後継とされる製品で、NANDフラッシュが従来の「BiCS4」から最新の
「BiCS5」に変更されているのが最大の特徴だ。
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NANDフラッシュにはキオクシアブランドの112層3D TLC NAND「BiCS5」を採用
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その他の構成パーツは基本的に変わらず、コントローラにはPhison初のPCI-Express4.0(x4)対応IC
「PS5016-E16」を採用。さらにストレージ容量の0.1%に当たるDDR4 DRAMキャッシュとSLCキャッシング機能を組み合わせることで、コントローラやNANDフラッシュの性能を引き出すことができるよう設計されている。
またディスクの空き容量に基づいてガーベッジコレクションの実行を調整する
「Smart data processing」や、データを先読みして読込速度を向上する
「Predict&Fetch」、データの破損を防ぐ
「第4世代LDPC」、NANDフラッシュの寿命を伸ばす
「動的・静的Wear Leveling」、データがバッドブロックに保存されるのを防ぐ
「Bad Block Management」、NANDフラッシュの劣化を低減する
「オーバープロビジョニング」など、CFDおなじみの機能ももれなく搭載する。
容量ラインナップは500GB、1TB、2TBの3モデルで、転送速度は500GBモデルがシーケンシャル読込4,650MB/sec、書込2,400MB/sec、ランダム読込300,000 IOPS、書込550,000 IOPS、1/2TBモデルがそれぞれ4,950MB/sec、書込4,350MB/sec、600,000 IOPS、550,000 IOPSとされ、「PG3VNF」シリーズとほぼ同等のパフォーマンスを実現している。一方、価格はいずれの容量でもPCI-Express4.0(x4)SSDの中では最安クラスで、そのコストパフォーマンスは非常に魅力的だ。
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CFDおなじみのドラゴンが大きくデザインされたパッケージを採用。容量は2TBがグリーン、1TBがオレンジ、500GBがレッドに色分けされている
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その他、書込耐性は2TBが2,000TBW、1TBが1,000TBW、500GBが500TBWで、MTBFは170万時間、製品保証は5年間。ちなみにヒートシンクについては、これまで通り、ユーザーがニーズに合わせて選択できるよう非搭載で、CFDから発売されている別売りのヒートシンク
「HSN-TITAN」に対応する。