ここからは、実際に「X670E VALKYRIE」をベースに、Socket AM5マシンを組んでテストセッションへ進んでいこう。CPUにはRyzen 7000シリーズ最上位で、16コア/32スレッドの「Ryzen 9 7950X」をチョイス。冷却には360mmラジエターを採用するARCTIC「Liquid Freezer II - 360」を組み合わせた。そのほか、メモリはSAMSUNG純正のDDR5-4800 16GB「M323R2GA3BB0-CQK0L」を2枚搭載し、手動でDDR5-5,600MHz駆動までオーバークロックしている。
| タスク マネージャー。32スレッドが並ぶRyzen 9 7950Xを搭載 |
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| CPU-Zの画面。TDPは170Wになる。メモリはDDR5-5600(2,800MHz)、メモリタイミングは36-36-36に設定し、問題なく動作している | |
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| Ryzen Masterで確認すると、PPTは230Wで動作していた |
| 最大クロックは5.7GHz台を記録し、マルチコアへのストレステスト時は、全コア5GHz台で動作していた |
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| リアインターフェイスを覆うヒートシンクと、チップセットヒートシンクには、LEDギミックが内蔵されている。電源オンとともに、設定した色とパターンで発光する | |
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| シンプルで使いやすい「EZ Mode」。ここだけで設定は完結できる | 「Memory Info」では、搭載しているメモリがXMP、EXPOに対応しているかを確認できる |
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| ファンコントロール「A.I FAN」は、「Quiet」「Aggressive」「Manual」「Full on」のモードを備え、デフォルトは静音の「Quiet」に設定されている | 「Manual」では、温度と回転速度(%)で調節することができる |
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| 「Advanced」モードのメイン画面。左端には、CPUやメモリの情報が表示される | 「Advanced」の画面。各種設定項目が並んでいる |
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| 「PCI Subsystem Settings」。NVIDIA Resizable BAR/AMD Smart Access Memoryの設定は、デフォルトで有効になっていた | 「Chipset」「North Bridge」にある「GFX Configuration」からは、CPU内蔵GPUを無効にすることができた |
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| 「Tweaker」では、CPU、メモリの電圧やクロックなどをカスタマイズできる。ここでは、メモリをオーバークロックしている | 「DRAM Timing Configuration」では、メモリタイミングを調節できる |
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| 統合ユーティリティ「VALKYRIE AURORA」 | 「Vivid Led DJ」。LEDギミックの発光パターンの種類が、BIOSよりも増えていた |
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| ファンコントロール。設定できることはBIOSと同じだ | モニタリング機能では、CPUだけでなく、電源回路の温度も確認できる |