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| ツールフリーで着脱できるトップパネル。背面には指が挿し込める凹みがあり、ここでパネルを握り引き剥がす格好 |
| 約1,115gにもおよぶスチール製外装パネルを外すと、内部には大判のダストフィルターが装着済み。これを外すことで、ようやく冷却ファンが固定できるブラケットが露わになる"3層構造” |
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| 先端がボール状の突起と受け側のジョイントによりドアがロックできる仕掛け。後方にはスイングアクションを実現する大型のヒンジが装備されている | |
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| このモデルのテーマのひとつである、トライアングルを模したデザインパンチングは右サイドパネルにも。通気孔としても重要な役割を果たしている |
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| 内部の通気孔部にはダストフィルターを装備 |
次に上部から確認すると、最上段は通気孔仕様で、その下の右手は標準装備の冷却ファン、左手の開口部はマザーボードのバックパネル。中段左には拡張スロット、その右手の空きスペースも無駄にせず通気孔とした。そして最下段が電源ユニット搭載用の開口部となる。その特徴的な外観デザインとは異なり、リアパネルのレイアウトはいたってオーソドックス。奇をてらわない内部設計である事が想像できる。
そして目に付くのが大判のダストフィルター。ABS樹脂製で底面の3分の2以上の面積をカバーし、後方スライド式で取り外しができる。こちらも計測してみると、幅約167mm、長さはなんと約420mmにもなる。つまりスライド着脱には、設置場所から後方約420mmはスペースが必要である事を意味する。これだけのビックスケールだけに致し方ないが、大型PCケースの場合、前方スライド式にする等ひと工夫が必要かもしれない。
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| 設置面に装備される滑り止めラバー。これもいかにも頑丈そうで、大きさは幅約20mm、長さ約30mmだった | |