続いてPULSE Radeon RX 7600 GAMING 8GB GDDR6が採用する「Dual-X クーリング」の構造を確認していこう。なお当然ながら、分解はメーカーの保証対象外の行為である点には注意。
2基の90mm径ファンに、3本のヒートパイプや、銅製ベースプレートを備えたヒートシンクで構成。さらにGPUコアや電源回路直上のヒートシンクフィンには、V字型にカットすることでエアフローを加速する「V-Shape Fin Design」を採用し、放熱性能を高めている。コストパフォーマンスモデルながら、高い冷却性能が期待できるだろう。
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| VGAクーラーカバーは、バックプレートのネジを外すことで取り外せる |
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| 2基のファンはカバー側に固定されている |
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| ファンには、NTK HOLDINGS LIMITED「FDC10H12D9-C」が採用されていた | |
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| VGAクーラーカバーを外した状態。バックプレートはヒートシンクを外したあとに取り外せる |
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| ヒートパイプはディスプレイ出力端子側に1本、後方側に2本伸びている |
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| GPUコア部などのフィンには、V字型にカットされた「V-Shape Fin Design」を採用する |
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| 出力端子側や後方も、V字型にカットされている | |
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| 基板から取り外したヒートシンクの背面 |
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| GPUコアとの接触部には銅製プレートを採用。メモリはアルミプレートからヒートシンクに熱を伝えている |
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| 電源回路と接触する部分には、サーマルパッドが貼り付けられていた | |
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| メタル素材のバックプレート。裏面にサーマルパッドは貼られていなかった |
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| 基板の4pinファンコネクタ。2基のファンを制御する |