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ASRock「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」(型番:RX7600 PG 8GO)
実勢売価税込47,000円前後(2023年5月26日発売)
製品情報(ASRock)
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オリジナルトリプルファンクーラーを搭載したOC版Radeon RX 7600
NVIDIA GeForce RTX 4060への対抗として、今年5月にリリースされたAMDの最新ミドルレンジGPU
Radeon RX 7600。解禁時の国内価格は45,000円前後からと、高騰が続いているグラフィックスカードとしてはかなり意欲的な価格が設定されていた。さらに発売から約2ヶ月が経過した現在では価格もこなれ、最も安価なモデルは40,000円前後、発売当初は50,000円を超えていた高級モデルも40,000円台で購入できるようになり、かなりお買い得になっている。
そんなRadeon RX 7600を搭載するグラフィックスカードが、今回の主役である
「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」だ。ASRock「Phantom Gaming」シリーズに属する製品で、VGAクーラーには、高風量な冷却ファン
「Striped Axial Fan」と、独自技術を組み合わせたヒートシンクで構成される大型のトリプルファンクーラー
「Phantom Gaming 3X Cooling System」を搭載する。
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RDNA 3アーキテクチャを採用するRadeon RX 7600。先代モデルRadeon RX 6600からは30%以上もパフォーマンスが向上している
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またGPUが必要とする電力をインテリジェントに供給する
「50A Dr.MOS」や、飽和電流を最大3倍に高めた
「Premium 90A Power Choke」、エネルギー効率に優れ、発熱の少ない
「2オンス銅箔層を備えたPCB」など、マザーボード開発で培った技術を取り入れることで、Radeon RX 7600グラフィックスカードとしては最高クラスとなるブーストクロック2,755MHz(リファレンス2,655MHz)という高クロック動作を可能にしている。
その他主なスペックは、ストリームプロセッサ数2,048基、ゲームクロック2,355MHz、メモリスピード18Gbps、メモリバス幅128bit、ビデオメモリはGDDR6 8GB。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x8/x16形状)、補助電源コネクタは8pin×1。推奨電源ユニットは600Wとされ、オーバークロック仕様ということでリファレンスモデルより50W引き上げられている。
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「Phantom Gaming」シリーズおなじみのデザインを採用するパッケージ。表面にはオーバークロック仕様であることを示す「OC EDITION」のロゴが飾られている
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なおASRockからは今回検証する「AMD Radeon RX 7600 Phantom Gaming 8GB OC」に加えて、ホワイトカラーのトリプルファンクーラーを搭載する
「AMD Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC」と、デュアルファンクーラーを採用するコストパフォーマンスモデル
「AMD Radeon RX 7600 Challenger 8GB OC」の計3モデルのRadeon RX 7600グラフィックスカードが発売されている。
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AMD Radeon RX 7600 Steel Legend 8GB OC
(型番:RX7600 SL 8GO)
実勢売価税込45,000円前後(2023年7月末現在)
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AMD Radeon RX 7600 Challenger 8GB OC
(型番:RX7600 CL 8GO)
実勢売価税込41,000円前後(2023年7月末現在)
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