WIZMAX「EH1 Mondrian」内部構造チェック
外装セッションが終わったところで、次にチェックするのは内部構造だ。WIZMAX「EH1 Mondrian White」は内部も同色のホワイトに塗装され、PCケース全体が明るい印象。ホワイトパーツが人気だが、敢えてブラックパーツをチョイスし、モノトーンをテーマにしてもよさそうだ。ともあれ、肝心な構成パーツのチョイスには、内部構造を事前に把握しておく必要がある。E-ATX規格まで対応する自慢の内部容積と、数々の仕掛けを順に見ていこう。
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WIZMAX「EH1 Mondrian White」左サイドパネルを開放した状態
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WIZMAX「EH1 Mondrian White」右サイドパネルを開放した状態(いずれも出荷時ママ)
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マザーボードトレイ
E-ATXにも対応するEH1 Mondrianのマザーボードトレイには、出荷時より合計9本のスタンドオフ(台座)が装着されていた。また2列目の中段は段差付きで、マザーボード固定時の位置決めに重宝する。マザーボード搭載後の周辺クリアランスについては、組み込みセッションで計測するが、パッと見たところでは右手にサイドファン搭載エリアがあるだけに、広くゆったりとしたスペースが確保できているようだ。
ボトムカバー(シュラウド)と「VGAサポートステー」
多くのPCケースがそうであるように、EH1 Mondrianにもボトムカバー(シュラウド)が装備されている。天板は通気孔仕様で、帯状にスリットを設け、内部に収納される電源ユニットおよびストレージの熱ごもりを防ごうという考えだ。

特徴的なのは、2本のハンドスクリューで固定された
「VGAサポートステー」の存在で、重量級グラフィックスカードの搭載を想定し、これを標準装備品としている。せっかくの付属品なので、後ほど活用してみよう。
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ボトムカバーフロント寄りは厚みのあるラジエーターが搭載できるように、幅約155mm、長さ約70mmでカットされている
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