「MAG Codex 6 13NUE-001JP」の内部構造をチェックする
続いては「MAG Codex 6 13NUE-001JP」のサイドパネルを開放し、その内部構造をチェックする。構成パーツの数々は、それぞれどのように収まっているだろうか。
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かなりシンプルな構造になっているケース内部。マザーボードサイドとフロントボトムにストレージベイを備えており、3.5インチ×2と2.5インチ×3が組み込める余裕があるようだ |
Core i7-13700Fをトップフロー型クーラーで冷却
「MAG Codex 6 13NUE-001JP」に搭載されているCPUは、第13世代Intel Coreプロセッサのパフォーマンスモデル
Core i7-13700Fだ。8つのPコアと8つのEコアを組み合わせた16コア/24スレッド構成で、MTPは219W。その冷却のために、ブランド名は不明ながらトップフロータイプのCPUクーラーが組み込まれている。
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| Intelのリテールクーラーにも似ている、ラウンド形状のヒートシンクを備えたトップフロー型クーラー。LEDも内蔵している |
見ての通りマザーボードは電源周りにヒートシンクを搭載しないシンプルな構造だが、トップフロー型のクーラーであればVRMモジュールにも十分な風を送り込めるため、動作の安定性にも一役買ってくれる。また、クーラーにはLEDが内蔵されており、動作中にはシースルーのサイドパネル越しにイルミネーションを楽しむことができるだろう。
高冷却のデュアルファンクーラーを備えるGeForce RTX 4070のOCモデル
グラフィックスカードはハイエンドGPUのGeForce RTX 4070搭載モデルが採用されており、評価機にはオーバークロック仕様の
「GeForce RTX 4070 VENTUS 2X 12G OC」が組み込まれていた。
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| LED非搭載の質実剛健な「VENTUS」シリーズのGeForce RTX 4070搭載モデル。高冷却仕様のオリジナルクーラーを装備、ブーストクロックが最大2,505MHzにチューンされている |
大風量の
「トルクスファン 4.0」をデュアル構成で備えるほか、熱を効果的に分散させるコアパイプやニッケルメッキ処理された銅製ベースプレートを組み合わせたヒートシンク、バックプレートを装備したクーラーを搭載している。
ブーストクロックは
2,505MHz、メモリクロック
21Gbpsで、
GDDR6X 12GBのビデオメモリを実装。WQHD解像度をメインターゲットにしたGPUで、最新の超解像技術であるDLSS 3もサポートしている。そのパフォーマンスのほどは、後ほどテストセッションにて検証していこう。
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| グラフィックスカードの自重でスロットに負担をかけないように、VGAサポーターが標準装備されていた。輸送時の安定性を高める役目も担っている |