果たしてボトムカバーレスは不利なのか。ここではDUBILIのケーブルマネジメント機構を見ていこう。俗に言う裏配線スペースは、CPUソケット真裏付近の計測で約30mmが確保されていた。そもそもマザーボードトレイ背面には3.5インチHDDや2.5インチSSDを背負うことになるため、それなりにスペースは用意されている。ここを上手く利用し、不要なケーブルを「閉じ込める」が基本になろう。

ただし、肝心の電源ユニットがメインエリア底面に設置されているため、場合によっては真横にあるグロメット付きスルーホールからケーブルを背面に回し、接続する機器付近のスルーホールからまたケーブルを引き出す、といった配線が想定される。この辺りが、ボトムカバーレスのDUBILI特有とも言うべき、ケーブルマネジメントの基本だ。
| ケーブルを傷めないグロメット付きのスルーホールを必要想定箇所に複数装備。この辺りはイマドキのPCケースと変わらないが、ボトムカバーが無いだけに右側面下部が密閉され、マザーボードトレイの面積が広く感じる |
なおグロメット付きスルーホールは計6箇所で、その他要所にスルーホールを用意。タイラップを固定するフックも用意されていた。
最終の組み込みセッションを目前に、DUBILIの付属品を総点検しておく。組み込みに必要なネジ等のパーツ類は、一部を除きジッパー付きのアクセサリケースへパンパンに詰め込まれていた。ジッパーが開きにくいほどパンパンなのは、2枚のモジュラー式ケーブルシールドも同梱されているため。丈夫な防水ケースのようなケースだけに破れる事はなさそうだが、初回の取り出しにやや苦労する事になる。
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| アクセサリケース | フットスタンド(2) |
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| フットパッド(ハンドルモード)(4)/S5 フットスタンドネジ(4) | S2 2.5" HDD ネジ(18) |
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| S3 3.5" HDD ネジ(8) | S1 六角ボルト(20) |
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| P1 マザーボードスタンドオフ(3) | C1 スタンドオフソケット(1) |
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| グラフィックカードホルダー(1)/S1 六角ボルト(2) | S5 ケーブルシールドネジ(4) |
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| ケーブルタイ(10) | ベルクロ式ケーブルタイ(5) |
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| L 型六角レンチ(1) | QR コードカード(1) |
なおペーパーベースのマニュアルは付属しておらず、代わりに「QR コードカード」を同梱。App Store、Google Playでスマホ専用アプリ「
InWin DUBILI」が用意されている。DUBILIはモジュラー部品版が存在するだけに、3D画像による動画マニュアルは実に分かりやすい"作品”に仕上げられている。完成度が高いだけに見て楽しいだけでなく、購入前の検討時にも役に立つ。
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| スマホ専用アプリ「InWin DUBILI」(App Storeより) |