最大8,000MHzの高クロックをサポートするDDR5メモリスロット
メモリスロットはDDR5×4を搭載し、回路を最適化してPCBレイヤー間のクロストークを大幅に低減する
「OptiMem II」により、最大8,000MHzの高クロック設定で動作する。メモリプロファイルはIntel XMPをサポートするほか、ASUS独自の
「ASUS Enhanced Memory Profile(AEMP) II」機能を備え、XMPプロファイルをもたないメモリのオーバークロックも可能だ。ノンバイナリ仕様のメモリもサポートし、容量は最大192GBを実装できる。
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ノイズ干渉を抑えたメモリ回路設計により高クロック動作が可能。スロットは表面実装技術で取り付けられている
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PCIe 5.0対応SSDをターゲットに据えた大型M.2ヒートシンクを装備
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ストレージの目玉であるM.2スロットは、実に合計5スロットを備えている
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続いてストレージの構成をチェックしていこう。M.2スロットはPCI Express 5.0(x4)×1とPCI Express 4.0(x4)×4の合計5基を実装。すべてに専用ヒートシンクを装備するほか、CPUソケット直下のPCI Express 5.0対応スロットには、U字型のヒートパイプを組み込んだ大型ヒートシンク
「M.2 Combo-sink」を備えている。一般的なヒートシンクに比べ2.7%高い放熱効果があるとされ、従来以上に発熱がシビアなPCI Express 5.0対応SSDのパフォーマンス発揮に貢献してくれるだろう。
また、M.2スロットにはツールフリー機構の
「M.2 Q-LATCH」を採用。ネジ不要でお手軽にSSDを固定できる。
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PCI Express 5.0(x4)に対応するCPU直結の「M.2_1」には、SSD裏面を冷却する「M.2バックプレート」を備えている。フォームファクタはM.2 2242/2260/2280/22110をサポートする
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発熱の大きなPCI Express 5.0対応SSDを冷却するため、「M.2_1」スロット用には大型ヒートシンクの「M.2 Combo-sink」が搭載されている
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下側がCPU直結の「M.2_2」で、上側がチップセット接続の「M.2_3」。いずれもPCI Express 4.0(x4)およびM.2 2280フォームファクタに対応している
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右側にもチップセット接続の「M.2_4」と「M.2_5」を搭載。同じくPCI Express 4.0(x4)およびM.2 2280に対応する
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「M.2_2」~「M.2_5」スロットにも、すべて専用ヒートシンクが用意されている
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SATA 3.0(6Gbps)ポートは4基のみだが、ポート数が不足することはないだろう
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頑丈な「SafeSlot」と簡単リリース機構を備えるPCI Express 5.0スロット
「ROG STRIX Z790-E GAMING WIFI II」の拡張スロットは、PCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×2の合計3基。当然ながらPCI Express 5.0スロットはグラフィックスカードの搭載を想定したもので、重量級カードからスロットを保護するメタルシールドを備えた
「SafeSlot」仕様になっている。
また、スロット上部が覆われた場合でも問題なくカードが取り外せるように、独自のリリース機構
「PCIe Slot Q-Release」が搭載されている点もトピックだ。
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拡張スロットは合計3基。グラフィックスカード用はPCI Express 5.0(x16)だが、「M.2_1」スロットにSSDを搭載している場合はPCI Express 5.0(x8)動作になる
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PCI Express 5.0(x16)スロットはメタルシールドを備えた「SafeSlot」仕様で、表面実装で取り付けられている
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スロットが大型グラフィックスカードに覆われた状態でも、手軽にカードをリリースできる「PCIe Slot Q-Release」
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