ベンチマークテスト:UL Procyon Photo Editing Benchmark

Adobeの写真編集アプリ「Adobe Photoshop」と写真現像&整理アプリの「Adobe Lightroom Classic」のパフォーマンスを測る「UL Procyon Photo Editing Benchmark」のスコアも確認しておこう。

実際に「Adobe Photoshop」と「Adobe Lightroom Classic」で、写真の編集処理を行うため、メモリクロックが高速なほどスコアは伸びる傾向にあるベンチマークになっている。とは言え、DDR5-5600とDDR5-6000の400MHz差では、スコア差はごく僅かで、「Adobe Photoshop」で処理が行われる「Image Retouching」で、約1%差と誤差のレベルになっている。
ベンチマークテスト:3DMark

メモリクロック、タイミングのゲーミングパフォーマンスへの影響も確認しておこう。まずは3Dグラフィックスの定番ベンチマーク「3DMark」の結果をみていこう。テストプリセットは「Speed Way」 「Time Spy Extreme」「Time Spy」「Fire Strike Ultra」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike」の6種類を選択し、Graphics scoreと、テスト中の平均フレームレートをまとめている。

メモリクロック差が小さいのもあり、残念ながらスコア、フレームレートともに、ほぼ横並びの結果になっている。メインメモリを描画に使用するCPU内蔵GPUで3Dグラフィックスベンチマークであればまた違った結果になると思われるが、「3DMark」はメモリクロック、タイミングの影響は少ないようだ。