なお現在でも自作PCパーツショップの陳列棚には既に数多くの魅せるPCケースが並んでいる。先日行われたCOMPUTEX TAIPEI 2024でも数多くの新製品が出展されているだけに、まだまだこのブームは続きそうだ。
さらに細部を観察すると正面右端には枠があり、4mm厚強化ガラスにやや傾斜を設けることで立体感を演出している。思えばピラーレスデザインPCが出始めの頃、その多くは"平面のガラスパネルを装着しただけ”だった。見た目は派手ながら個性が出しにくい部分を、傾斜により克服しているのがConstellation C5 ARGBの特徴と言えよう。
なおフロントパネルは着脱が可能。両サイドパネルも取り外せば、シャーシだけの状態になり、組み込みやメンテナンス時に作業を容易にしてくれる。特にフロントと左サイドは傷にならない配慮、さらに全てを取り払えば軽量になる。作業のし易さは、良いPCケースの条件でもある。
なおシャーシには、合計7本のファスナー(ピン)で固定。取り外し方は、一般的な引き剥がしよりも、隙間をこじ開けて行く感覚。右側面上部にはARGBケーブルが接続されているため、無理に引き剥がさないように注意しよう。
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| 枠部分はプラスチック製。実質幅約255mm、縦約375mmが4mm厚強化ガラスで構成されている |
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| 画像左手の枠部分から伸びるARGBケーブル。正面から見て右手の縦列にイルミネーションを内蔵。フロント部分を光で彩る仕掛け |
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| USB Type-C用コネクタ | USB 3.0用コネクタ |
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| HDDおよびPOWER LED用コネクタ | Powerスイッチコネクタ |
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| Reset LEDスイッチコネクタ | HD AUDIO用コネクタ |
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| 右側面から見たスイッチ&アクセスポート類の基板部 |