PL1/PL2=181W設定時の冷却性能をチェック
次はPL1とPL2をいずれも181Wに設定した状態で同様の計測を進めていこう。このPower Limit設定はCore i5-14600KのMaximum Turbo Powerに揃えた数値だ。
動作クロックがPコアで最大5,000MHz前後まで上昇していることもあり、CPU温度は最大80℃前後まで上がっている。とは言えPackage Powerは一定で安定していることから、冷却能力は不足していないようだ。
PL1/PL2=181W設定時のファン回転数と騒音値
ファン回転数は最大の2,000rpm付近まで上昇、その状態が続くことにより騒音は45dBと結構な数値になった。CPU温度が80℃前後と最大動作温度まではまだ余裕があるものの、そのためにファンが全力に近い動作を要求されているようだ。