ベンチマークテスト:3DMark:NVIDIA DLSS feature test
NVIDIAの超解像技術「DLSS」のパフォーマンスを計測する「NVIDIA DLSS feature test」のスコアを確認していこう。解像度は「3840×2180」、「DLSS version」は「DLSS 4」で、「Frame Generation」を「4x」に設定した状態でも計測を行っている。
「DLSS Off」に比べると「2x」でも約3.6倍、「4x」では約6倍もパフォーマンスが向上しており、DLSSのフレームレート生成機能の効果はとても大きい。またGeForce RTX 5070 Tiとの比較では、これまでのテストと同じく約3%パフォーマンスが向上している。
ベンチマークテスト:3DMark:Steel Nomad
続いて、APIにDirectX 12を使用する4K解像度の重量級ベンチマーク「Steel Nomad」のスコアを確認しておこう。
「3DMark」の中でも特に重いベンチマークだが、スコアは6677、フレームレートは66.77fpsで、これまでのベンチマークと同じく60fpsをクリアすることができている。またGeForce RTX 5070 Tiとの差は約2%で、これまでのベンチマークに比べると差が縮まっている。
ベンチマークテスト:3DMark:Time Spy
続いてDirectX 12を使用する定番ベンチマーク「Time Spy」のスコアを確認していこう。なお今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行った。
いずれの解像度でもGraphics scoreはGeForce RTX 5070 Tiを約3%上回る。また処理の重いGraphics test 2のフレームレートを確認するとWQHD解像度の「Time Spy」で約163fps、4K解像度の「Time Spy Extreme」でも約83fpsと、十分なパフォーマンスを発揮している。
ベンチマークテスト:3DMark:Fire Strike
「3DMark」系ベンチマークのラストは、APIにDirect X11を使用する旧世代のラスタライズテスト「Fire Strike」のスコアを確認しておこう。なおプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類全てで計測を行っている。
こちらもすべての解像度でGeForce RTX 5070 Tiを約3%上回り、スコアの傾向は「Time Spy」とほぼ同じ。またフレームレートを確認すると、最も低かった4K解像度「Fire Strike Ultra」のGraphics test 2でも約65fpsで、当然ながらテスト中の映像も一切コマ落ちなく滑らかに再生できていた。