「Core i9-10900K」と「Core i7-10700K」の上位2モデルが人気、入荷数はどのショップも少量
販売が解禁されたのは、Intelのコンシューマ向けCPUで初めて10コア/20スレッドを実現した
「Core i9-10900K」、8コア/16スレッドの
「Core i7-10700K」、6コア/12スレッドの
「Core i5-10400」の計3モデル。いずれも先週13日より
予約受け付けが行われている。
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やはり一番人気は「Core i9-10900K」で、「入荷数が想像以上に少なく、全く足りない」と語るショップが多数。次回入荷は6月中とされているが、具体的な予定は判明していないようだ
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CPUの“初物”で恒例となっている深夜販売は、新型コロナウイルスの影響で見送られ、実施店舗はなし。解禁時間は20日(水)22時だが、実際に店頭で購入できるのは21日(木)のショップ開店時までお預けとなった。ちなみに人気が予想される「Core i9-10900K」と「Core i7-10700K」は、どのショップも入荷数は少量。具体的な入荷予定も決まっていないため、しばらく入手は困難を極めそうだ。
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最上位「Core i9-10900K」と並んで注目度が高い「Core i7-10700K」。価格も手頃なことから、本命モデルに挙げる声も多い
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上位2モデルに比べれば、まだしも購入しやすそうな「Core i5-10400」
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なお、21日(木)から販売を予定しているのは、
パソコンショップアーク(通販で完売しない場合のみ店頭販売)、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館など。いずれも入荷数は極少量で、オリオスペックは通販で全数が完売したため店頭販売は行わないという。
各モデルの主なスペックは、「Core i9-10900K」が10コア/20スレッド/ベースクロック3.7GHz/最大5.3GHz/キャッシュ20MB/TDP125W。「Core i7-10700K」が8コア/16スレッド/ベースクロック3.8GHz/最大5.1GHz/キャッシュ16MB/TDP125W。「Core i5-10400」が6コア/12スレッド/ベースクロック2.9GHz/最大4.3GHz/キャッシュ12MB/TDP65W。前世代からコア・スレッドが増加し動作クロックも向上、ただしTDPも最大125Wへ大きく上昇している。
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パソコンショップアークは20日(水)22時からWEB通販で販売。在庫がある場合のみ21日(木)で店頭販売予定
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いち早く店頭での予約受付を開始したパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。21日当日販売分が若干数ある
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TSUKUMO eX.では各モデルともに21日当日販売分を若干数確保しているとのこと
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そのほか共通スペックとして、内蔵GPU機能はUHD Graphics 630、対応メモリはDDR4-2933(Core i5はDDR4-2666)。CPUソケットはこれまでのLGA1151からLGA1200に変更されており、対応マザーボードがCPUと同時に多数登場する。ただしクーラーホールの設計に変更はないため、従来のCPUクーラーがそのまま流用できる。
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Intel Z490チップセット搭載マザーボードが各社からリリース。5メーカーから50モデル以上が登場予定で、各ショップでは販売スペースの準備に追われていた
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