帯域幅が従来から大幅向上した大容量メモリを実装
NVIDIAの最新ミドルGPU
「GeForce RTX 5060 Ti」を搭載するグラフィックスカードが2025年4月16日(水)22:00より販売解禁。店頭でも17日より各ショップにて販売が開始される。
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「GeForce RTX 5060 Ti」は、Blackwellアーキテクチャを採用するNVIDIAの最新ミドルレンジGPU。3月から搭載製品が発売されているGeForce RTX 5070の下位にあたり、マルチフレーム生成を利用した「DLSS4」に対応するほか、重量級ゲームにおける高速・大容量メモリを活かしたパフォーマンスが期待できる。
CUDAコア数4,608基、RTコア36基、Tensorコア144基で構成され、主なスペックはベースクロック2,310MHz、ブーストクロック2,572MHz、メモリスピード28Gbps、メモリバス幅128bit、メモリ帯域幅448GB/sなど。ビデオメモリはGDDR7 8GBに加え16GBの大容量仕様をラインナップ、ローンチに合わせて16GB仕様の製品が入荷した(8GB版は後日発売)。
なお気になるパフォーマンスについては、詳細検証を行った
レビュー記事を参照のこと。
製品の入荷を確認したショップは、パソコンSHOPアーク、ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原パーツ館の各店。
ミドルレンジという位置付けながら価格が高めなことから、「売れ行きはやや鈍くなりそうな予感」(ショップ店員)との見方が多い模様。なお、7万円以下のモデルもあるメモリ8GB版については、早ければ今週末にも入荷予定となっている。
ちなみに「5月上旬と言われるGeForce RTX 5060の方を気にしている人も多い」との声も聞かれた。
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MSI製品
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ASUS「ASUS Prime GeForce RTX 5060 Ti 16GB GDDR7 OC Edition」
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GIGABYTE製品
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GALAKURO GAMING「GG-RTX5060Ti-E16GB/OC/DF」
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ZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 5060 Ti 16GB Twin Edge OC」
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