長尺ラジエーターと大容量タンク、5.5型の大型LCDパネルも標準装備
DeepCool(本社:中国)レポート第2弾は前回の外付けラジエーターPCケース
「CL6600」に続き、水冷ユニットを標準で装備するシリーズ3世代目のPCケース
「GENOME III」だ。
外観は開幕直前に公開された
ティーザー記事で既にご存じの方もいるだろう。そもそも「III」と付くからには「II」が存在し、過去記事を振り返ると
「GENOME II」は2016年の10月リリースだから、かれこれ約9年が経過している。やや間が空きすぎの感はあるため「進化」というよりも「新たなPCケース」と捕らえるべきかもしれない。

前作からの大きな変更点としては、トップパネルに装備されるラジエーターサイズが360mmから420mmへと拡大。さらにフロントパネルの裏側にはリザーバータンクも搭載されている。このように、長尺ラジエーターと大容量タンクの搭載により、従来機種からの冷却性能向上が期待できる。
さらにPSUシュラウド側面の窓には5.5型の大型LCDパネルを装備。表示内容を確認すると、CPUおよびGPUの各種詳細情報をはじめ、マザーボード情報やストレージ残容量、ネットワークの情報まで確認ができる。

見どころ満載な期待の新モデルは、グローバル市場向けに6月~7月頃に発売。価格は400ドル前後で、カラーはホワイトとブラックの2色がラインナップする。