CPU温度とCPUクロック
CPU温度を確認すると高負荷時は
57℃~69℃の間で推移。30分間のテスト中に、70℃を超えることは一度もなかった。280mm以上のラジエターが推奨されているRyzen 9 3950Xだが、ZALMAN「CNPS20X」であれば完全にその発熱を抑え込むことができる。
またCPUクロックは、
4.125GHz~4.200GHzで推移。ベースクロックの3.500GHzからは最高700MHzも上昇。ZALMAN「CNPS20X」の高い冷却性能によって、Ryzenに搭載されている自動オーバークロックも存分に力を発揮できている。
冷却ファン回転数と騒音値
今回はマザーボードのファンコントロール機能を「Silent」にして検証を行っているが、アイドル時のファン回転数は
800rpm前後、騒音値は暗騒音から
+1.3dBAで、バラックでのテストでもほぼ無音に近い状態だった。
また高負荷時でもファンの回転率は
85%前後、回転数は
1,300rpm前後で、まだ余力が残されている。騒音値もアイドル時から
+3.7dBAの
39.1dBAで、正直チップセットに実装されているファン(測定時のみ強制的に停止)の方がうるさかった。