「NITRO+」と「PULSE」の2本柱で構成されるRadeon RX 5000シリーズ
幅広いRadeonグラフィックスカードをラインナップするSAPPHIRE。その中にあって、メーカーの実力を示すオリジナルモデルは、
「SAPPHIRE NITRO+」および
「SAPPHIRE PULSE」シリーズの2本柱で構成されている。
「NITRO+」シリーズはハイグレードなプレミアムモデルといったといった立ち位置で、ハイエンドGPUには自慢のトリプルファンクーラー
「Tri-X」を採用。両サイドと中央のファンが互い違いに回転してエアフローを最適化、低負荷時の騒音を抑えるセミファンレス機能に対応している。ちなみにそれぞれのファンは着脱が可能で、トラブルの際には換装できるという、珍しいメンテナンス機能付きだ。
また、高負荷時でも安定した電力供給を可能にする8フェーズ以上の強靭な電源回路、ヒューズプロテクションを内蔵した補助電源コネクタ回路を搭載。高効率なブラックダイヤモンドチョークなど、こだわりの高品質コンポーネントで構成されている点も魅力だ。
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「NITRO+」シリーズのハイエンドモデルに搭載される「Tri-X」クーラー。最大級の冷却性能をもつクーラーと、高い信頼性をもつ基板設計が採用されている
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もう一方の
「PULSE」は「NITRO+」に対するコストパフォーマンスモデルといったシリーズながら、冷却性能に定評のあるデュアルファンクーラー
「Dual-X」を採用。長寿命で静粛性に優れた大口径ファンを備え、セミファンレス機能やファンの着脱にも対応している。
また、上位モデル譲りの高品質設計も注目のポイント。高耐久のコンデンサやヒューズプロテクションを内蔵した補助電源コネクタ回路を実装、安定性と堅牢性を高めている。
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SAPPHIREのグラフィックスカード向けユーティリティ「TriXX」
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さらにRadeonグラフィックスカードの使い勝手を向上させるため、SAPPHIREでは主要モデルが対応する独自ユーティリティツール
「TriXX」を用意。リアルタイムのハードウェアモニタリングが可能なほか、パフォーマンスを向上させる
「TriXXブースト」機能を備えている。
また、冷却ファンの状態を確認できるファンヘルスチェック機能、イルミネーションをカスタマイズする機能も搭載。SAPPHIRE製グラフィックスカードを最大限に活用できる機能が詰め込まれているというワケだ。