驚異のパフォーマンスを実現する第3世代Ryzenモバイルを搭載
「Modern 14 B4M」の最大の特徴は、APUとして2020年6月にリリースされたRyzen 4000シリーズ モバイル・プロセッサ(開発コード:Renoir)を採用している点だ。ラインナップはRyzen 7 4700Uを搭載する
「Modern-14-B4MW-011JP」とRyzen 5 4500U搭載モデル
「Modern-14-B4MW-012JP」の2種類。どちらもメモリは16GBで、ストレージには512GB NVMe SSDが使われている。
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「CPU-Z」で取得したRyzen 5 4500Uのスペック
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「GPU-Z」で取得したRadeon Graphicsのスペック
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すでにご存じの方は多いと思うが、Ryzen 4000シリーズ モバイル・プロセッサはベンチマークテストにおいてインテルの第10世代Coreプロセッサを大きく引き離している。しかもその上搭載機種の価格が安いこともあって、市場における注目度は極めて高い。今回使用したRyzen 5 4500U搭載モデルではベンチマークテストでCore i7シリーズを上回っているにも関わらず、実売価格は税込でわずか10万円未満。パフォーマンスを考えれば、驚くほどリーズナブルだ。
本体が軽量コンパクトで、持ち歩きに適している点もポイント。筐体はMIL-STD 810G適合で堅牢性が高く、バッテリー性能も実働で9時間以上と十分だ。6コア/8コアの高性能APU搭載でこれだけのモバイル性能を実現しながら、価格が10万円を切る機種はなかなかない。
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14インチとしては軽量かつバッテリー駆動時間が長く、モバイル用途にも向いている
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また標準収録のシステム管理ツール
「Creator Center」を使えば、パフォーマンスや省電力設定を手軽に調整できる。クリエイター向けソフトの処理を優先的に実行する「クリエーターモード」など多彩な機能も用意されており、利用シーンに合わせた柔軟な運用が可能だ。
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ファンの出力や画面の輝度、優先するソフトなどの細かいな調整が可能
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