ベンチマークテスト:CINEBENCH R15/R20
まずは「CINEBENCH R15」および「CINEBENCH R20」を動作させ、「Core i5-10400」を搭載したマシンの純粋なCPUパフォーマンスをチェックしよう。テストに先立ち「RACING GT EVO Utility」を起動、モード切替でどのように挙動が変わるのかも合わせて確認しておきたい。
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「RACING GT EVO Utility」におけるモード切り替えは、目に見える効果はあるのか。デフォルトでは“Normal”にセットされているが、パフォーマンス設定の“Sport”と省電力設定の“Eco”で違いが出るかを見ていきたい
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“Sport”動作時は、動作クロックがやや高めで推移していた。ベンチマークスコアに影響はあるだろうか
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過去の検証を元にした
データベースのスコアを参照すると、「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R20」でともに第9世代のCore i7に匹敵するスコアをマーク。「Core i5-10400」のコストパフォーマンスはかなりよさそうだ。
そして「RACING GT EVO Utility」による簡易チューニングでは、クロックがやや高めで推移する“Sport”時に最もスコアが高くなるという、順当な結果に。また、“Eco”は“Normal”と同程度(最大4GHz)までクロックが上がるため、高負荷時のパフォーマンスはそれほど変わらないものの、それ以外はクロックが低めに調整されていた。長時間の使用では消費電力の差もそれなりに大きいことから、積極的に活用するのもアリだろう。