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MSI「MPG CORELIQUID K360」 市場想定売価税込40,700円(2021年3月26日発売)
製品情報(MSI)
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独自機能で進化を遂げたMSI製オールインワン型水冷ユニット第2弾
今回の主役は、今年3月より国内発売が開始されたMSIの最新オールインワン型水冷ユニット
「MPG CORELIQUID K」シリーズだ。MSIからは、昨年6月に第1弾
「MAG CORELIQUID」シリーズがデビューしているが、こちらはエントリークラスである
「MAG」(MSI Arsenal GAMING)セグメントに分類されている。一方、「MPG CORELIQUID K」シリーズはメインストリームの
「MPG」(MSI Performance GAMING)セグメントに分類され、後継モデルというよりは上位モデルに位置づけられる製品と言えるだろう。
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昨年6月に登場したMSI初のオールインワン型水冷ユニット「MAG CORELIQUID」。ウォーターブロックのトップカバーが回転できるギミックを備える他、ポンプユニットはラジエター部分に実装されていた
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基本構成がウォーターブロックにラジエター、そして冷却用のファンとシンプルなこともあり、他の製品との差別化が難しいオールインワン型水冷ユニット。しかし「MPG CORELIQUID K」シリーズでは、システム情報、画像などが表示できる
2.4型の大型LCDや、水冷ユニット全般の欠点である、周辺パーツの冷却問題を解消する60mm口径の
「TORX FAN 3.0」といったユニークな機能を搭載する。
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MSI「MPG CORELIQUID K」シリーズでは、特にウォーターブロック部分のギミックにこだわることで他の製品と差別化を図っている
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またラジエターを冷却する120mm口径ファンは、VGAクーラーで培った技術を盛り込んだオリジナルファン
「TORX FAN 4.0」で、ポンプユニットには
Asetekの最新第7世代モデルを採用することで冷却性能を向上。さらにマザーボードとの連携も強化され、ファンの回転数やイルミネーション、LCDの表示内容などを
「MSI Center」で一括管理できるようになっているのも大きな特徴だ。
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ポンプユニットには、オールインワン型水冷ユニットの老舗であるAsetekの最新第7世代モデルを搭載
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製品ラインナップは今回検証を行う360mmサイズラジエターを採用した高冷却仕様の
「MPG CORELIQUID K360」と、240mmサイズラジエターを採用した汎用性重視の
「MPG CORELIQUID K240」の2モデル。
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ブラックを基調に製品画像が大きくデザインされたパッケージ。裏面には独自機能の解説が記載されていた
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対応プラットフォームは、Intel LGA115x/1200/1366/2011(-3)/2066、AMD Socket AM4/AM3(+)/AM2(+)/FM2(+)/FM1が2モデル共通。さらに「MPG CORELIQUID K360」では、AMD Socket TR4/sTRX4/SPへの対応も謳われており、現行ほぼ全てのプラットフォームで使用することができる。