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| CPUやメモリ、グラフィックス、ネットワークなどのパフォーマンスを計測するベンチマーク機能を備えているSiSoft「Sandra 20/21(SiSoft Sandra Lite)」 |
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| DDR4-3600で動作させた際のレイテンシ |
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| DDR4-2133(右)はJEDEC準拠だが、DDR4-2666(左)はJEDEC準拠のCL19-19-19より高速な設定になっている | |
まず、チップセットでメモリにパフォーマンス差がないのが、ひと目で分かる。これなら、コストを抑えたB560チップセット搭載マザーボードも安心して、組み合わせることができるだろう。DDR4-3600を適用することで、「整数メモリ帯域」、「浮動小数点メモリ帯域」が、DDR4-2133からは約16GB/sec、DDR4-2666からは約10GB/secも数値を伸ばしている。レイテンシに関しても同様で、DDR4-3600にすることで改善している。DDR4-2133は、XMPプロファイルの適用を忘れてしまった際の参考として計測したが、ここまでの差が出るのが分かると、もう忘れることはないだろう。