日常使いやビジネスユースの性能もチェック
最後は「PCMark 10」を使って、日常使いやビジネスユースでのメモリクロックの影響をチェックしていこう。このテストでは、第11世代Intel Coreプロセッサの内蔵GPUを使ったブラウジングや、ワード、エクセルの使用を想定して、グラフィックスカードを使わずに、CPU内蔵GPUを利用してテストしていこう。
プリセットはPCMark10無印を実行。ウェブブラウジングなどの日常用途を想定した「Essentials」、表計算や文書作成といったビジネスワークの「Productivity」、写真や動画編集などの「Digital Content Creation」のスコアをまとめている。

大幅なスコアアップではないが、メモリクロックが日常使いやビジネスワーク、写真や動画編集といった性能にも影響するのがわかるスコアになっている。たとえ日常用途がメインだとしても、オーバークロックメモリを選ぶメリットはあるというわけだ。
「Trident Z Neo」の見た目、性能、安定性に不満なし コストに見合う価値あり
高級感あるヒートシンクと柔らかな光りでPC内を彩れるLEDイルミネーションに加え、オーバークロックによるパフォーマンス向上も狙える「Trident Z Neo」。その動作も安定しており、安心しておすすめできるメモリと言える。とくにゲーミングPCでは、フレームレートの底上げを狙えるのもポイント。LEDライティングとパフォーマンスアップの両方が欲しいという人なら、G.SKILL「Trident Z Neo」を選んでおけば間違いなしだ。

マザーボードメーカーのQVLに必ずと言っていいほど名前が出てくる点や、トップブランドならではのユーザーの多さは、万が一の動作不具合時もプラスになること受けあい。初めてオーバークロックメモリを使って組むユーザーにも不安なくおすすめできる。
また、今回のテストでAMD RyzenとIntelプラットフォームの両方で安心して使えるのがわかったのもポイント。次世代プラットフォームはDDR5規格へ移行する見込みだが、サブPCへの使用など、まだまだDDR4が活躍できる舞台は多い。この機会に高速なオーバークロックメモリに手を出してみるのもありだ。
協力:G.SKILL International Enterprise
株式会社アユート