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ASRock「DeskMini X300」(型番:DeskMini X300/B/BB/BOX/JP)
実勢売価税込21,000円前後(2020年10月9日発売)
製品情報(ASRock)
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解禁に先駆けRyzen 5000Gに対応したASRock「DeskMini X300」
昨年10月の
撮って出しレビューに続き、2回目の登場となるASRockの超小型ベアボーンキット
「DeskMini X300」。元々は
Ryzen 4000Gシリーズ(およびRyzen 4000G PROシリーズ)に最適化された製品だが、解禁に先駆け
対応BIOSを提供開始。発売解禁時には、すでにRyzen 5000Gシリーズが安定動作する環境が整えられていた。
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「DeskMini X300」では、BIOSをP1.70(以上)にアップデートすることでRyzen 5000Gシリーズが動作する
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製品の概要をおさらいしておくと、チップセットはプロセッサーダイレクトアクセス方式を採用するコンパクトフォームファクタ向け
「AMD X300」、ソケットはRyzenシリーズでおなじみのSocket AM4で、TDP65WまでのAPUに対応。メモリスロットはDDR4-3200 SO-DIMMx2(最大64GB)、ストレージは2.5インチSATA3.0(6Gbps)x2と「Ultra M.2」x2を備え、コンパクトサイズながらPCI-Express3.0(x4)接続の高速NVMe M.2 SSDを2台同時に接続できる。
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ブラックを基調にしたパッケージ。サイズは実測幅220mm、奥行き205mm、高さ180mmで、中央には製品画像が大きくデザインされている
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インターフェイスはフロントがUSB3.2 Gen.1 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax1、ヘッドホン端子x1、マイク端子x1。リアがUSB3.2 Gen.1 Type-Ax1、USB2.0 Type-Ax1、HDMIx1、DisplayPortx1、D-Subx1で、3画面の同時出力にも対応する。
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製品には120W ACアダプタ(+電源コード)、ゴム足、SATAケーブルなどの他に、専用設計のロープロファイルCPUクーラー(後述)も付属する
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ネットワークはRealtek「RTL8111E」によるギガビットLANで、ワイヤレス増設用のM.2 2230スロットがあるため、
「M.2 WiFi 6 kit」を用意すれば最新のWi-Fi 6無線LAN機能の増設が可能。さらにイルミネーション機能を追加するアドレサブルRGB LEDストリップ
「DeskMini Addressable LED」、内部USBハブ
「DeskMini USB Hub」、VESAマウンタ
「VESA mount kit for DeskMini」など、豊富なオプションが用意されているのも特徴だ。