|
|
MSI「GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM X 12G」 実勢売価税込160,000円前後(2021年6月3日発売)
製品情報(MSI)
|
ここ数ヶ月で一気に値下がりしたGeForce RTX 3080 Ti最上位モデル
ここ数年極端な品薄状態が続いていたグラフィックスカードだが、仮想通貨価格の大幅な下落やマイニング手法の変更もあり需要が落ち着き、ようやく品薄が解消された。これに伴い、高止まりが続いていた価格もここ数ヶ月で一気に下落している。
特に上位モデルの値下がりは顕著で、今回の主役である
「GeForce RTX 3080 Ti SUPRIM X 12G」は、発売が開始された昨年6月から今年5月ごろまでは税込22~23万円台で推移していたが、原稿執筆時点では税込16万円台まで値下がりしており、ハイエンドグラフィックスカードの購入を検討しているユーザーにとってはまさに狙い目の製品といえるだろう。
GPUは今年3月にリリースされた、NVIDIAの最新フラッグシップ
GeForce RTX 3090 Tiと同じ
「GA102コア」を採用する
GeForce RTX 3080 Tiで、VGAクーラーには冷却性能と静音性に定評のある「SUPRIM」シリーズおなじみのオリジナル3連ファンクーラー
「TRI FROZR 2S」を搭載する。
|
|
|
製品画像が大きくデザインされたパッケージ。サイズは実測幅425mm、高さ282mm、厚さ103mmでグラフィックスカードとしてはかなり大型だ
|
さらに冷却性能を重視した「GAMING Mode」と、静音性を重視した「SILENT Mode」を切り替えできる
「デュアルBIOS」や、低負荷時にファンの回転を停止するセミファンレス機能
「ZERO FROZR」、マザーボードや周辺機器との連携もできるRGB LEDイルミネーション
「Mystic Light」などの機能を備える。
|
|
|
製品には「SUPRIM」シリーズオリジナルデザインの「グラフィックスカードスタンド」と大判の「マウスパッド」が付属する
|
主なスペックはCUDAコア数10,240基、ブーストクロック1,830MHz(リファレンス1,670MHz)、メモリスピード19Gbps、メモリバス幅384bitで、GDDR6X 12GBのビデオメモリを搭載。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、補助電源コネクタは8pin×3、公称消費電力は最大400Wで、MSI統合ユーティリティ「MSI Center」には、ブーストクロックを最大1,845MHzに引き上げる
「EXTREME Mode」が用意されている。