ストレステスト:騒音値
最後はストレステスト実行中の騒音値をチェックしよう。ラジエーターファンの排気側から30cm離れた位置で計測を行っている。「リミット無制限」の「CINEBENCH R23」実行時は、ファン回転数が最大値の2,250rpmに達するため、かなりうるさいと感じるレベルになっている。ラジエーターファン「FK120」の傾向として、回転数を1,600~1,700rpm程度に抑えることで、動作音は40dBA程度になる。手動でのカスタマイズは必要になるが、しっかりとファンコントロールすることで静音指向のPCに仕上げることも十分可能だ。
扱いやすく冷却性能も高い「LT520」は注目だ
240mmサイズのラジエーターを採用しながら、先代のフラッグシップと同じ16コア/24スレッドのCore i7-13700KをPackage Power 240W前後で運用できる高い冷却性能を実現したオールインワン型水冷ユニット「LT520」。そしてインフィニティミラーによる光の演出と、独特なデザインを採用するウォーターブロックも魅せるPCを構築する上では評価できるポイントになるだろう。
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Deepcoolの最新オールインワン水冷ユニット「LT」シリーズの240mmラジエーターモデルの「LT520」
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現在人気のCore i7-13700KやCore i5-13600K、新たに投入された「Non-K」モデルを使いPCを組もうと考えているなら「LT520」は注目のオールインワン型水冷ユニットだ。
協力:Deepcool Industries
株式会社アユート