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| Core i9-13900Kの無制限設定は360mmラジエーターを採用するオールインワン型水冷ユニットでも冷却性能が不足することから、今回は定格設定でテストを実施 |
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| Core i9-13900KのPコアは8コア、Eコアは16コアで、メインストリーム向けCPUでは最高となる24コアの物理コアを搭載する | |
テスト開始の冒頭約1分間はPackage Powerが約250W、動作クロックもPコアが約5.5GHz、Eコアが4.3GHzまで上昇するため、CPU温度は「OCCT 11.0.19」で90℃、より負荷の高い「CINEBENCH R23」では98℃に達する。ただし、その後はPackage Powerが125Wに抑えられるため、CPU温度はいずれのテストでも65℃前後まで低下している。Power Limit 1=125Wの設定では冷却性能に余力があることから、「T120 RGB」でCore i9-13900KなどのハイエンドCPUを使う場合は、Power Limit 1を引き上げて、CPU性能をさらに伸ばす事を考えてもいいだろう。
続いてファンの回転数を確認すると「OCCT 11.0.19」は1,600~1,750rpm、「CINEBENCH R23」では1,600~1,800rpmまで上昇し、いずれもほぼフル回転に近い状態。騒音値も43dBA前後で推移し、実際にテストをしていてもCore i5-13400に比べると確実に風切り音が大きくなっていた。とは言え、バラック状態でもうるさいと感じるほどではなく、PCケースに入れてゲームプレイしたり、音楽をかけてしまえば紛れてしまうだろう。
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| 高負荷時のポイント別温度計測結果 |
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| アイドル時のサーモグラフィ結果 | 高負荷時のサーモグラフィ結果 |