LGA1700環境で「PG5NFZ」シリーズの性能をチェック
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Intel LGA1700の環境でも実際にはグラフィックスカードを搭載した状態で計測を行っている
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Socket AM5環境では、素晴らしいパフォーマンスを発揮した「PG5NFZ」シリーズ。続いて、国内初のPCI Express 5.0(x4)接続SSDということで、LGA1700の環境でもチェックしておこう。テストPCのCPUは第13世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-13900Kで、マザーボードにはIntel Z790チップセットを採用するASRock「Z790 Steel Legend WiFi」を用意した。なおその他のテスト環境についてはSocket AM5と同じにしている。
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ASRock「Z790 Steel Legends WiFi」のブロックダイアグラム図。PCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットは、グラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)レーンからリドライバで分岐されている
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SSDを搭載するとグラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)スロットはx8レーンに削減される。なおGPUに負荷がかかっていないためPCI Express 1.1動作になっているが、高負荷時は「X670E Taichi」と同様PCI Express 4.0動作になる
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Socket AM5環境のASRock「X670E Taichi」と違い、ASRock「Z790 Steel Legend WiFi」のPCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットは、グラフィックスカード用PCI Express 5.0(x16)スロットから分岐しているため、SSDを搭載するとレーン数はx8に制限されてしまう。実際のグラフィックス性能への影響はそれほど大きく無いが、気になる場合はあらかじめM.2スロットがどのようにCPUに接続されているか、マザーボードのマニュアルを確認しておこう。
ベンチマークテスト:「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク】
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シーケンシャルアクセスは読込が約7,400MB/s、書込が約8,400MB/sで、Socket AM5環境に比べて転送速度は若干低下しているが、PCI Express 4.0(x4)接続のSSDに比べればやはり高速だ。