Socket AM5環境で「PG5NFZ」シリーズのパフォーマンスをチェック
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撮影のため外しているが、実際にはグラフィックスカードを搭載した状態で検証を行っている
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ここからはSocket AM5の環境を用意して、気になる「PG5NFZ」シリーズのパフォーマンスをチェックしていこう。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」「CrystalDiskMark 8.0.4」「3DMark」「PCMark 10」「ATTO Disk Benchmark 4.01」の5種類で、CPUにはRyzen 9 7950X、マザーボードにはAMD X670Eチップセットを採用するASRock「X670E Taichi」を用意した。なおOS、ドライバ、ベンチマークテストをインストールしたシステム用SSDは別途用意している。
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ASRock「X670E Taichi」のブロックダイアグラム図。PCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットは、独立したレーンでCPUと接続されている
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SSDを搭載した場合でもグラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)スロットに影響はなし。なおPCI Express 1.1動作になっているのはGPUに負荷がかかっていないため。グラフィックスカードに負荷がかかるとPCI Express 4.0動作になるのを確認している
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今回検証に使用したASRock「X670E Taichi」のPCI Express 5.0(x4)対応M.2スロットは、独立したレーンとしてCPUに接続されているため、SSDを搭載した場合でもグラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)スロットはフルレーンで使用することができる。
「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」で基本性能をチェック
まずは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」を使い、基本的なパフォーマンスとシーケンシャルアクセスの圧縮率の影響を確認していこう。
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク】
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark】
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もともと「CrystalDiskMark」や「ATTO Disk Benchmark」に比べるとパフォーマンスが出にくいベンチマークだが、シーケンシャルアクセスは読込が約8,000MB/s、書込が約9,600MB/sで、いずれもPCI Express 4.0(x4)インターフェイスの限界を超える性能を発揮している。また総合スコアもPCI Express 4.0(x4)接続のSSDでは最速クラスとなる
CFD「PG4NZL」シリーズをわずかだが上回っている。
そして圧縮率の影響を確認する「Compression-Benchmark」だが、こちらは読込、書込ともほぼフラットなグラフで、シーケンシャルアクセスについては圧縮率の影響はないようだ。
「CrystalDiskMark 8.0.4」で圧縮率の影響をチェック
続いて「CrystalDiskMark 8.0.4」でも圧縮率の影響を確認していこう。データサイズは1GiBに固定し、データ形式は圧縮率の低い「デフォルト (ランダム)」と、圧縮率の高い「All 0×00 (0Fill)」の2種類を選択して計測を行っている。
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【デフォルト (ランダム)】
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【All 0×00 (0Fill)】
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「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark」で確認したシーケンシャルアクセスはもちろん、ランダムアクセスについても大きな差はなく、CFD「PG5NFZ」シリーズについては圧縮率の影響のないSSDと結論付けてよいだろう。そこで、以降のテストは「デフォルト (ランダム)」に絞って行うことにした。