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| CORSAIR「RM1200x Shift」(型番:CP-9020254-JP) 市場想定売価税込40,260円(2023年2月4日発売) 製品情報(CORSAIR) |
その手があったか、と自作PCマニアを驚かせたであろう製品がCORSAIRから登場した。先月より販売が開始されている、80PLUS GOLD認証取得の電源ユニット
「RMx Shift」シリーズのことだ。 最大の特徴は、製品名そのままにモジュラーコネクタを側面に“Shift”させた、新機軸の
サイドプラグイン方式(特許出願中)。PCケースの
裏配線スペースに面した側面にモジュラーコネクタを配置することで、サイドパネルを開けてすぐにケーブルを脱着できるようになった。まさにこれまでにない新しい試みであり、これによりメンテナンス性の大幅な改善が期待されている。
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| 発売時にも大いに話題になった、CORSAIRの新境地電源ユニット「RMx Shift」シリーズ。唯一無二のサイドプラグイン方式が最大の特徴だ |
手を潜り込ませてコネクタを脱着する必要がなくなったほか、ケーブルマネジメントが格段に容易になる点は大きい。ストレージベイで奥行き方向のスペースが制限されるPCケースにも搭載しやすいなど、サイドプラグイン方式には複数のメリットが挙げられる。 その一方で、PSUシュラウドなどでモジュラーコネクタ側が物理的に塞がれている場合のように、PCケース側の設計次第では組み込めない可能性もあるだろう。もっともCORSAIRは
「幅210mm以上のすべてのPCケースに収まる」としており、現行の一般的なPCケースであれば問題なく搭載できると見込んでいるようだ。 実際、CORSAIRは(自社製を含む)複数のメーカー製PCケースで対応の可否を検証。専用ページにて対応リストを公開している。
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| 側面からケーブルが生えるという、見慣れない光景こそサイドプラグインの真骨頂。組み込みの際に複数のメリットを享受できる |
続いて「RMx Shift」シリーズの概要について触れておこう。最大変換効率90%を発揮する80PLUS GOLD認証の電源ユニットで、定格容量比2倍のピーク電力に対応する最新規格のATX 3.0に準拠。PCI Express 5.0に対応し、GeForce RTX 40シリーズなど最新グラフィックスカードが採用する12VHPWRコネクタも標準装備している。
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| ATX 3.0に準拠する最新仕様の電源ユニットで、80PLUS GOLD認証を取得している「RMx Shift」シリーズ。容量は最大1200Wをラインナップする |
容量は850W/1000W/1200Wの3モデル展開で、+12Vはシングルレーン最大100Aに対応。
日本メーカー製の105℃コンデンサを採用するなど、信頼性に優れたコンポーネントで構成されている。 冷却機構は自動回転数制御に対応した、
Cybenetics A認証取得の低騒音を誇る140mm流体軸受ファンを搭載。低負荷時にファン回転を停止するセミファンレス機能の
「Zero RPM Fan Mode」を備え、動作中の騒音を最小限に抑える仕様になっている。
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| 高耐久コンポーネントを採用する、信頼性重視の設計。ただしサイドプラグイン方式を実現するため、内部構造もやや特殊なレイアウトになっていそうだ |
なお、今回はシリーズ最大容量の1200Wモデル
「RM1200x Shift」を借り受け、検証を行っていく。引き続き次項では、まずパッケージから取り出した製品の外観チェックを進めていこう。
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| サイドにモジュラーコネクタを“Shift”した、製品最大のトピックをアピールするパッケージ。背面には出力やファン回転の挙動といった仕様が列挙されている | |
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