|
AMD A620搭載マザーボードはコストパフォーマンス重視の傾向が強いだけに、低価格モデルになるほど機能の省略が著しい。最も顕著なのは冷却周りで、中にはヒートシンクをまったく搭載していないモデルもあるほど。 その点「A620M PRO RS」は、実装された電源モジュールすべてにヒートシンクを装着。発熱がパフォーマンスに影響しないよう十分に配慮されている。また、電源回路は6+2+1フェーズ構成で、モジュールはハイサイド・ローサイドMOSFETとドライバICを統合した50A対応のDr.MOS仕様だ。基板も熱をためにくく安定した信号伝送が可能な6層構造PCB(6レイヤPCB)が採用されている。
|
| しっかりした構成の電源周り。合計9フェーズの回路が搭載されている |
|
|
| 電源モジュールは50Aまで対応するDr.MOSを採用。高品質なチョークコイルと長寿命コンデンサを組み合わせている | |
|
|
| I/Oパネルに接続するような形状の幅広なヒートシンク。放熱面積を広くとったデザインで、7フェーズ分をカバーしている | |
|
|
| 上部に備える小振りなヒートシンク。固定は2つのプッシュピンのため、掴んだりしないよう注意したい | |
| CPUソケットはLGAタイプのSocket AM5を採用。リテンションは従来と共通のため、冷却性能次第ではCPUクーラーを使い回すことができる |
|
| 基板には6層構造の「6レイヤPCB」を採用。裏側からチェックすると、メモリスロットは表面実装されていることが分かる |
「A620M PRO RS」が搭載するチップセットは、AMD B650の下位に位置付けられる「AMD A620」だ。メモリのオーバークロックには対応しているが、CPUのオーバークロックやグラフィックスカード用のPCI Expressレーン分割、USB 3.2 Gen 2x2のサポートといった機能は省略されている。 また、グラフィックスカード用のCPU接続レーンはPCI Express 4.0(x16)で、NVMe SSDはPCI Express 4.0(x4)×1をサポート、合計32のPCI Expressレーン(内4レーンはCPUとチップセット接続用)を備えている。
|
| オーバークロックなどの機能をバッサリとカットしたエントリー向けの「AMD A620」チップセット。当然ながらシングルチップ構成で実装されている |
|
|
| シンプルで薄手なチップセットヒートシンク。2箇所のプッシュピンで基板に固定されていた | |