音響コンデンサと分離基板を採用したオーディオ回路
オーディオ回路のメインチップには、メインストリーム向けモデルの定番になっているRealtek ALC897を搭載。7.1ch HDオーディオに対応したサウンドチップで、高品質な音響用コンデンサ、ノイズ干渉を防ぐ分離基板といった設計を組み合わせている。また、サウンドユーティリティの「Nahimic Audio」に対応しているのもトピックで、各種イコライズ設定やゲームプレイ時の音の方向を視覚的に表示する「サウンドトラッカー」などの機能が利用可能だ。
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Realtek ALC897チップや音響コンデンサを採用した。7.1ch対応のオーディオ回路
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オーディオ回路はノイズ干渉を防ぐため、基板レベルでメインエリアから分離されている
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一体型パネルを装備したバックパネルインターフェイス
バックパネルインターフェイスは、エントリークラスの製品とあってシンプルな構成。その一方で低価格モデルでは省略されがちな一体型I/Oパネルが採用されている。
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ミドルクラス以上ではすっかり定番になっている一体型I/Oパネル。マザーボードにポールでしっかり固定されており、パネルを紛失する心配がいらない
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ネットワークはRealtek 8111HによるギガビットLANを搭載し、Wi-Fiモジュール増設時のためのアンテナホールも完備。USBポートはUSB 3.2 Gen1 Type-C×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 2.0×4を備え、(高速ポートこそないものの)一般的な用途には過不足ないポート構成だろう。
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最先端の高速ポートはともかく、普段使いで不自由ない構成の各種ポートが揃ったバックパネル。左隅に実装されているのが「BIOS Flashback」用のボタンだ
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そのほか、画面出力はDisplayPort 1.4×1とHDMI×1の2系統、電源ユニットとUSBメモリのみでBIOSアップデートが可能な「BIOS Flashback」ボタンも搭載している。