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画像セッションの締めくくりに、システムの使い勝手を左右するバックパネルインターフェイスを観察する。ネットワークは2.5ギガビットLAN+ギガビットLAN構成という、下手なATXマザーボードよりも充実した構成。画面出力はDisplayPort×1、HDMI×2、D-Sub×1の4系統で、D-Sub以外は4K/60Hz表示に対応している。USBポートも合計6ポートあり、Mini-ITXマザーボードとしては十分な数だろう。なお、製品には数少ない付属品としてI/Oパネルが付属している。
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ここからは、実際に「FANTASY/i7-12700H/G660i」をベースにした小型のシステムを構築し、簡易的ながら実動インプレッションをお届けしよう。ちなみにオンボードCPUであるCore i7-12700Hの冷却には、360mmラジエーターを搭載するオールインワン型水冷ユニットを用意した。 ただし実際に組み込んで気になったのは、接触面のグリスの広がり方から判断するに、うまくクーラーとヒートスプレッダが接地できていないのでは・・・という点。ソケット周りにはギリギリまで電源モジュールの類が迫っているため、どうもウォーターブロックの一部と周囲のコンデンサが微妙に干渉しているようだ。ひとまず負荷をかけてもシャットダウンするようなことはなかったため、多少の不安を抱えつつ検証を進めていくことにした。
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| 「FANTASY/i7-12700H/G660i」のUEFI画面。マウスで直感的な操作が可能で、思いのほか多くの項目が用意されている |
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| パワーリミットの数値を最大に変更。冷却にやや不安は残るものの、最大限のパフォーマンスを発揮できるように設定することに |
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| サーマルスロットリングの値を調整する「Tcc Activation」を最大値の100℃に設定 | Intel XMPをサポートしており、手軽にメモリプロファイルの設定が可能 |
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| 「CPU-Z」で挙動をチェック。メモリも問題なく3,200MHz動作で認識されていた | |
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| UEFIでのカスタマイズ前はPL1:95W/PL2:168Wだったところ、カスタマイズ後は両方が事実上無制限の4,095Wに設定されている | |
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| シングルスレッド処理時のPコアは最大4.7GHz程度までクロックが上昇している | マルチスレッド処理時はPコアが最大3.8GHz程度で動作していた |