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ASUS「ASUS TUF Gaming GeForce RTX 4070 SUPER 12GB GDDR6X OC Edition」(型番:TUF-RTX4070S-O12G-GAMING) 市場想定売価税込132,580円(2024年1月17日発売)
製品情報(ASUS JAPAN株式会社)
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重厚3連ファンクーラーを装備するGeForce RTX 4070 SUPERグラフィックス
2024年が明けて早々、1月はPCパーツ業界にとって新GPUのリリースラッシュに湧いた忙しい一ヶ月だった。その端緒となったのが、WQHD解像度をメインターゲットにするアッパーミドルGPU GeForce RTX 4070のアップグレード版にあたる
「GeForce RTX 4070 SUPER」だ。
GeForce RTX 4070と同じ「AD104」コアを採用しながら、CUDAコア数は約22%、L2キャッシュは約33%も増量されるなど、性能が大幅に強化。日本時間の1月17日深夜の解禁時から、各メーカーより多数のラインナップがリリースされた。
【関連記事】SUPERシリーズ第1弾「NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER」発売開始。価格は税込95,480円から(2024.01.18 10:40 更新)
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GeForce RTX 4070 SUPERのローンチに合わせて市場に投入された「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」。追っかけでROGシリーズ製品が発売されるまでは、同GPU搭載カードの最高峰モデルだった
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その中でも、ローンチ時点における最高峰モデルとして発売されたのが、今回主役として取り上げる
「TUF-RTX4070S-O12G-GAMING」だ。優れた冷却性能と耐久性をウリとする「TUF Gaming」シリーズの製品で、冷却システムには
3.15スロットを占有する300mmオーバーの3連ファンクーラーが採用されている。
搭載されている冷却ファンは、前世代からエアフローが21%向上したハイパワーな
「Axial-techファン」。高耐久なデュアルボールベアリングを採用するほか、
IP5X準拠の防塵性能を備えるため、冷却パフォーマンスを長く維持できる。
それらを重厚なヒートシンクと組み合わせつつ、背面はメタルバックプレートで頑丈に保護。金属製パーツで全面をカバーする
「Metal Exoskeleton」(金属製外骨格)により、構造的にもタフなカードになっているというわけだ。
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冷却パフォーマンスと静音性に定評のある「TUF Gaming」シリーズ製品。オリジナルの「Axial-techファン」を採用する3連ファンクーラーを備えている
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そして大型クーラーの冷却性能を活かしたオーバークロック仕様になっており、ブーストクロックはデフォルトモード時
2,565MHz、OCモード時
2,595MHzにチューニング済み。そのほか、メモリスピード21Gbps、メモリバス幅192bit、ビデオメモリはGDDR6X 12GBを実装している。
105℃環境で2万時間の耐久性を持つ
ミリタリーグレードのコンデンサを採用するなど、搭載コンポーネントも厳選。精密な自動製造プロセス
「Auto Extreme Technology」により、製造面における優れた信頼性も確保されている。
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カードデザインと搭載GPU、シリーズ名がひと目で把握できるパッケージ。背面には冷却システムや高耐久コンポーネントなど、注目すべきトピックが記載されている
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そのほか、補助電源コネクタは12VHPWR×1を搭載、推奨電源ユニットは750Wとされる。バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)で、出力インターフェイスはDisplayPort 1.4a×3とHDMI 2.1a×1の4系統。外形寸法は幅139mm、全長301mm、厚み63mm、重量は1.188kgという公称スペックだ。