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MSI「MPG Z790 CARBON WIFI II」 市場想定売価税込79,980円(2024年2月9日発売)
製品情報(MSI)
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遅れてやってきたMPG「CARBON」シリーズの最新作
第14世代Intel Coreプロセッサに合わせて、新マザーボード
「Z790 MAX」シリーズをリリースしたMSI。フラッグシップの「MEG Z790 GODLIKE MAX」や、エントリーゲーミングの人気モデル
「MAG Z790 TOMAHAWK MAX WIFI」といったおなじみのラインナップが揃う中、「TOMAHAWK」と双璧をなす人気シリーズ「CARBON」モデルだけが抜けていた。
そんな「CARBON」のラインナップを拡充するべく今月より国内発売が開始されたのが、今回の主役である
「MPG Z790 CARBON WIFI II」だ。
「MPG Z790 CARBON WIFI」の後継モデルにあたる製品で、“アッパーミドルクラス”の製品ながら、電源回路には
105A Smart Power Stage(SPS)による
19+1+1フェーズの強力な電源回路を搭載する。
そして冷却性能にもこだわり、2ブロック構成の大型拡張ヒートシンクには、発生した熱を素早く拡散するためのヒートパイプを内蔵。熱伝導率7W/mkの高品質なサーマルパッドを組み合わせることで、消費電力の多いCore i9のオーバークロック動作にも対応するという。
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無線LANは国内でも認可された最新規格Wi-Fi 7に対応。また付属アンテナも最新世代へとアップグレードされている
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また無線LAN機能は従来モデルのWi-Fi 6Eから、帯域幅320MHzのWi-Fi 7へとアップグレードされ、無線LANアンテナもハンドスクリューで固定する方式からより手軽な差し込み方式の
「EZ Antenna」に変更。さらにDDR5メモリの対応クロックも7,600MHzから7,800MHzへと引き上げられている他、拡張ヒートシンクには反射加工が施されたRGBライティングプレートが追加された。
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リアインターフェイス部分まで迫り出す拡張ヒートシンクには反射加工が施されたRGBライティングプレートを実装
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その他、最高12,000MB/sを超える高速ストレージに対応するPCI Express 5.0(x4)接続のM.2スロットや、メタルシールド
「PCI-E Steel Armor」で補強した頑強なPCI Express 5.0(x16)スロット、安定した通信に定評のあるIntelチップの2.5ギガビットLAN、音響コンデンサや高品質なDACを組み合わせたオーディオ回路
「Audio Boost 5」を搭載する。
MSIのゲーミングマザーボードとしてはあくまでもアッパーミドルクラスという位置づけながら、スペックを確認するとかなりハイエンドよりの印象を受ける「MPG Z790 CARBON WIFI II」。その詳細については次項からの画像セッションでじっくりと確認していこう。