「OCCT 12.1.15」実行時は80℃前後、より負荷の高い「Cinebench 2024」実行時も82℃前後で、定格の範囲内では最高設定となるMaximum Turbo Powerの状態でも冷却性能が不足することはない。Package PowerやCPUクロックもほぼフラットで安定しており、サーマルスロットリングと思われる症状も発生しなかった。
ファン回転数はいずれも公称最高値となる2,000rpm前後まで上昇しているが、ノイズレベルは40dBA前後で頭打ちになる。バラック状態でも耳障りに感じることはなく、PCケース入れてデスクの下に設置してしまえば、気になることはないだろう。
「OCCT 12.1.15」実行時は85℃前後、「Cinebench 2024」実行時は87℃前後で、Core i7-14700からはいずれも約5℃上昇しているものの、許容最高温度の100℃までは10℃以上余裕が残されている。Package Powerや動作クロックもほぼフラットで常に安定していることから「MUGEN6 Black Edition」であれば、オーバークロックをしない限り第14世代Intel Coreプロセッサはどれを使用しても冷却性能が不足することはないだろう。
ファン回転数はCore i7-14700搭載時と同じ2,000rpm前後、ノイズレベルも40dBA前後で、ハイエンドクラスのオールインワン型水冷ユニットはもちろん、空冷クーラーの中でも静音性はかなり優秀だ。