オープンから35年目に突入したアキバ最古参のPCパーツショップ
まずはツクモパソコン本店の成り立ちから振り返っていこう。その歴史は古く、戦後まもない1947年に秋葉原で通信機材の販売を開始。1962年に九十九電機株式会社を設立した後、1990年にパソコン総合専門店
「ツクモパソコン本店」(〒101-0021 東京都千代田区外神田1-9-7)を開業し現在に至る。
場所は、秋葉原電気街のど真ん中である外神田1丁目エリア。JR秋葉原駅から徒歩3分という好立地で、休日ともなれば店舗までたどり着くのに、人混みを避けながら歩かなければならない人気エリアにある。
店舗形態はツクモパソコン本店とツクモパソコン本店IIの2つの建物が集まった総合店舗という格好。両者は1階の連絡通路でつながり、自由に行き来ができる。連絡通路とはいえ専用通路が存在するわけではなく、隣のフロアに移動するイメージ。入店すると同じ建物内にいる感覚だけに、初めて訪れた人なら、「本店にいるのか本店IIにいるのか」少し混乱するかもしれない。
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JR秋葉原駅から来た場合、ほとんどの人がツクモパソコン本店IIの入り口から店内に入ることになる。本店のパソコン総合フロアと本店IIのストレージ・メモリフロアは隣接していると言えばわかりやすい
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ツクモパソコン本店は地下1階から4階までの5フロア、ツクモパソコン本店IIは地下1階から2階まで3フロアという全8フロアで構成される。扱う商材は、ツクモを代表するオリジナルブランドPC
「G-GEAR」から各社ノートPC、自作PCパーツ全般、ディスプレイ、ゲーミングデバイスまでの圧倒的な品揃えを誇る。PCに必要なものが全て揃うという意味では、以前取り上げた(通称・黒ビルこと)TSUKUMO eX.と遜色ないが、ツクモパソコン本店には「秋葉原サポートセンター・買取センター」や「法人営業所 受付」が併設されている点が、両店舗の違いであり特徴といえる。