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MSI「Modern MD272UPSW」 実勢売価税込52,000円前後(2025年6月現在)
製品情報(MSI)
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MSI初のGoogle TV対応液晶ディスプレイ「Modern MD272UPSW」
今回取り上げる「Modern MD272UPSW」は、ゲーミングからビジネスまで幅広い用途のディスプレイを手がけるMSIから登場した、初のGoogle TV対応モデルだ。ターゲットとなるのは、仕事終わりや休日に、もっぱらYouTubeなどの動画やNetflix、Prime Videoといった配信サービスを見て過ごすという人。平日は仕事の作業に使っていた27型4Kの大画面・高画質が、週末にはエンタメ向けのスクリーンに早変わり。スマートフォンやタブレットの画面では味わえない迫力で映像コンテンツが楽しめる。
Google TVの操作は付属のリモコンで行うため、ソファーやベッドに寝転がったままでも十分使える。キーボードやマウスを使った操作が不要という点は「Modern MD272UPSW」の大きなメリットといえる。
液晶ディスプレイとしての仕様を確認しておくと、パネルはIPSの27型、解像度は3,840 × 2,160ドットの4Kでコントラスト比は1,000:1、輝度は300cd/㎡、最大表示色は約10億7,300万色(8ビット + FRC)。一般的なデジタルデバイスで採用される色域sRGBを99%、より広色域なAdobeRGBを94%、デジタルシネマ向けのDCI-P3を98%カバーしているなど、デジタルコンテンツを扱うクリエイター向け作業も十分こなせるスペックを備えている。なお、リフレッシュレートは60Hz、応答速度は4ms(GTG)とゲーミンググレードのスペックには及ばないものの、ライトに楽しむなら十分だろう。
その他、2台のデバイスからの映像を表示する「マルチビュー」や、スマホやタブレットで再生している音楽、動画、ウェブコンテンツを液晶ディスプレイに表示する「Google Cast」、音声で操作ができる「Googleアシスタント」などの機能に対応。さらに、最大65Wの給電ができるUSB Power Deliveryをサポートし、対応するノートPCなどのデバイスならUSB Type-Cケーブル1本で拡張ディスプレイとして利用できる。
インターフェイスはDisplayPort 1.4a×1とHDMI 2.0b×1、ヘッドホン出力×1のほか、有線LAN(10/100Mbps)、USB Type-C(DP Alt mode、USB PD)×1、USB 2.0 Gen 1 Type-A(USBハブ)×2を装備。外形寸法は、幅614mm、奥行き202mm、高さ414mmで、重量約6.3kg、Dolby Audio対応の3W+3Wスピーカーを内蔵する。