ベンチマークテスト:インディ・ジョーンズ/大いなる円環
最後はインディ・ジョーンズとなって、世界を冒険するアクションゲーム「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」で確認していこう。
プレイ中のフレームレートは60fpsを維持できれば問題ないゲームだが、フルレイトレーシングを効かせた「ウルトラ」画質の要件として、デスクトップ向けGeForce RTX 4090 24GBがあげられているヘビーなタイトル。そのため、マルチフレーム生成への対応はキモになる。
ここではプリセットで「ウルトラ」を選び、「パストレーシング(フルRT)」を「フルRT」、「RTシャドウ」を「すべての光」に、「アップスケーリング」は「DLSS」、「DLSSレイ再構成」を「オン」に設定した。「DLSSスーパー解像度」は「DLAA」と「バランス」、「DLSSフレーム生成」は「2×」と「4×」を切り替えて計測を行っている。
「Cyberpunk 2077:Phantom Liberty」よりも負荷が高いため、ネイティブ解像度の「DLAA」だと、マルチフレーム生成「4×」を用いても、min(1% Low)は60fpsを切ってしまった。アップスケーリングとマルチフレーム生成を活用することで、フレームレートは大幅に向上し、快適なプレイを望めるようになる。
場所を選ばず使える“最強ノートPC”を使おう
前世代を超えるパフォーマンスを発揮したGeForce RTX 5090 Laptop GPUは、GPU自体のスペックもさることながら、ビデオメモリにGeForce RTX 5080のGDDR7 16GBを上回る24GBが搭載されているため、ゲームからクリエイティブな作業までシーンを選ぶことなく活躍することは間違いない。
そんな最強GPUと組み合わせられる高解像度&高リフレッシュレートのOLEDパネルや、Mini LED採用パネル。さらに、Core Ultra 9やRyzen AI 9といったハイエンドCPUを搭載するだけあって、各社が取り扱うモデルの販売価格は安くても600,000円台から、中には1,000,000円に迫るモデルもあるなど強烈。それでもノートPCにおける最強のGPUパワーが使えるという一点で、その唯一無二な実力に惹かれる人は確実にいるはずだ。
協力:NVIDIA Corporation