ここまでプラットフォームごとにチップセットによる違いを確認してきたが、同じチップセットを使用していても搭載するCPUによってM.2 SSDの対応が異なる場合がある。 まずSocket AM5についてだが、M.2 SSD用のPCI Express 5.0(x4)レーンを搭載しているのはRyzen 9000/7000シリーズのみ。「WD_BLACK SN8100」を使う場合はこれらのCPUを選択する必要がある。ちなみにRyzen 8000GシリーズのM.2 SSDレーンはPCI Express 4.0(x4)接続のため「WD_BLACK SN7100」がオススメだ。
|
|
|
| Ryzen 8000Gシリーズでは、AMD X870チップセットのマザーボードを使用してもPCI Express 4.0(x4)接続になり、転送速度も7,000MB/s強で頭打ち | |
|
|
|
| Ryzen 9000/7000シリーズならPCI Express 5.0(x4)接続が可能。転送速度も14,000MB/sを超える性能を発揮する | |
またLGA1700プラットフォームのCPUではPCI Express 5.0(x4)接続のM.2 SSDを使う場合、グラフィックスカード用のレーンを分割する必要があるため、グラフィックスカードがPCI Express 5.0(x8)接続に制限されてしまう。
|
|
| 本来PCI Express 5.0(x16)に対応するGeForce RTX 5070だが、LGA1700でPCI Express 5.0(x4)接続のM.2 SSDを使用するとPCI Express 5.0(x8)接続になる | |
|
|
|
3Dレンダリングベンチマーク「V-Ray 6 GPU CUDA」や、画像生成AIベンチマーク「Procyon:AI Image Generation Benchmark -Stable Diffusion 1.5(FP16)」ではPCI Express 5.0(x16)とPCI Express 5.0(x8)で差はなかった。ただし、「3DMark:Steel Nomad」では、PCI Express 5.0(x8)接続では約3%性能が低下している。実際のゲームにはほぼ影響がないと思われるが、3Dグラフィック性能を重視するならPCI Express 4.0(x4)接続の「WD_BLACK SN7100」を選択したほうがいいだろう。