HHKBがさらに便利に使える、公式カスタマイズツールに対応
HHKBのレイアウトは独特すぎるがゆえに、普段使いで苦労する場合もあるだろう。そうした向きに重宝しそうなのが、新たに「HHKB Professional Classic Type-S」へと対応が拡張された「Happy Hacking Keyboard キーマップ変更ツール」だ。
Fnキーなどごく一部を除いた全キーを対象に、キーマップを自由に変更できるPFU公式のカスタマイズツール。直感的な操作で各キーへの割り当てが可能なほか、DIPスイッチの状態までOS上から確認できる。
そしてさらなる機能拡張もアナウンスされており、複数キーの同時押しを1キーに割り当てるといった便利機能も実装予定(2026年3月提供予定)。「HHKB Professional Classic Type-S」をフル活用するなら、必須のツールになるだろう。
|
|
シンプルなキーマップ変更画面。DIPスイッチの状態を示す機能も備えている
|
|
|
割り当てるキー候補については、QWERTY配列とアルファベット順から選べる
|
|
|
本来はFnキーと同時押しで呼び出すようなキーも、設定次第でワンタッチ入力できるようになる
|
|
|
キーマップ変更だけでなく、キーボード本体のファームウェアアップデート機能も搭載している
|
有線運用でOKならこれで十分、“最良のHHKB”かもしれない新機種
指に吸い付くようなソフトなタッチに、柔らかくも確実なタクタイルフィール。そして底打ち後の小気味よい反発と、やはりType-Sの打鍵感の良さは格別だ。これまではこのスイッチを使おうと思えば最上位の「HHKB Professional HYBRID Type-S」を購入するほかなかったわけで、それがエントリー機種の「HHKB Professional Classic」で味わえるようになったのは嬉しい。
メーカー担当者によれば、ワイヤレス運用もできる「HHKB Professional HYBRID Type-S」を購入しながら、あえて有線接続で使用しているユーザーも3割存在しているとのこと。Type-Sは使いたいが、特段ワイヤレスでなくとも構わない・・・という層にとって、まさに「HHKB Professional Classic Type-S」は待望のバリエーションだったに違いない。
そしてHHKBに興味をもっている人にとって、(やはり上位モデルにしかなかった)日本語配列モデルが追加された点も見逃せない。HHKBの日本語配列は(英語配列にはない)矢印キーを独立して備えていることもあり、一般的なユーザーの馴染みやすさという点ではこちらが上。それをType-S仕様で、なおかつHYBRID Type-Sより約5,000円ほど安価に購入できるのは大きい。
キーマップの変更も開放されるなど、実はスイッチ仕様以外にも変わったところが多数あった。欲しかった要素がアレコレ揃い、「もうこのモデルでいいじゃん」と思ってしまったのは筆者だけではないはず。
協力:株式会社PFU