間もなく2025年も残り僅かというこのタイミングで、なぜ7月発売のPCケースを取り上げるのか。その理由を、検証を始める前に少し触れておきたい。 ASUSのPrimeシリーズに属するPCケースといえば、2022年9月に検証を行った
「Prime AP201」が記憶に新しい。国内市場でもヒット作となり、読者の中にも鮮明に覚えている方が多いだろう。そのシリーズのモデル名から判断するに、Prime AP202は正統な後継機にあたる。つまり、Prime AP201を知る読者にこそ気になる存在なのだ。
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| ASUS「Prime AP202 TG ARGB」シリーズ(2025年7月18日発売) 製品情報(ASUS) |
この兄弟機を見逃したまま2025年を締めくくるわけにはいかない、そんな思いが今回の検証機会を後押しした。着手が遅れたのは筆者のスケジュール上の都合だが、Prime AP202は静かにその存在感を広げつつある。ここでようやく、その出来映えをしっかりと見極めておきたい。
Prime AP202には2種類のバリエーションがあり、いずれもブラックとホワイトの2色から選択できる。まずは製品ラインナップを確認しておこう。
市場想定売価税込19,980円前後
市場想定売価税込19,980円前後
市場想定売価税込15,980円前後
市場想定売価税込15,980円前後
には標準で120mm ARGBファンを3基装備し、
「Prime AP202 TG」はこれをオプション扱いとした。市場想定売価での価格差は4,000円だけに、いずれ増設をするなら、標準搭載モデルがお買い得である事は間違いない。
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| ASUS「Prime AP202 TG」シリーズ(2025年7月18日発売) 製品情報(ASUS) |
実機に触れる前に、Prime AP202 TG ARGBの概要をスペック表から確認しておこう。外形寸法は幅236mm、奥行き441mm、高さ460mmで、対応マザーボードはMicroATX、Mini-ITXだから、俗に言うミニタワーPCケースになる。ただし数値だけを見ると、設計によっては小型ATXケースとしても成立しそうなボディサイズだ。なお重量は9kgで、思いのほか”重い”。これは曲面強化ガラスの存在が大きく、ミドルタワーPCケース並のズッシリとした筐体に仕上げられている。 また、パッケージサイズは実測で幅約305mm、奥行き約500mm、高さ約525mm。店頭購入からの持ち帰りについては、カート無しでも大丈夫だろう。