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ここからは実際の使用感を確認していく。動作検証にあたっては、Core i7-13700KFとGeForce RTX 4080を搭載するMSIのハイエンドゲーミングPC「Aegis Ti5 13NUG-257JP」を使用。比較用として23.8型フルHDモデル「G2412」も用意し、画質や表示性能の違いを確認した。
(2022.09.05 更新)
従来のIPSパネルより駆動速度を4倍に高めたRAPID IPSパネル採用の「MAG 274QRFW E20」は、水平垂直ともに178度の広視野角を備える。比較用の「G2412」は、広い視野角のIPSパネルを採用する23.8型フルHD液晶ディスプレイだが、「MAG 274QRFW E20」のほうがパネル全体の明るさや暗部の視認性は明確に向上しており、WQHD解像度でのゲームプレイも快適だ。
また、PlayStation 5やXbox Series X/Sといったコンシューマゲーム機では、フルHD/120Hzのリフレッシュレートでの表示が可能だ。PCでのリフレッシュレート200Hzプレイがメインとなるが、ソロプレイなどライトにコンシューマゲームを遊びたいという場合でもPS5やXboxのパフォーマンスをフルに引き出す事ができる。
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なお、動作中の消費電力を計測したところ、アイドル時(リフレッシュレート60Hz/Windows起動後10分何もしていない状態)で47W、リフレッシュレート200Hz環境でゲームをプレイした時は48Wと大きな差は見られなかった。
実際のゲームで活躍してくれる補正機能のひとつ「ナイトビジョン」と「AIビジョン」の効果を見ていこう。暗闇や夜といった暗いシーンの映像を見やすく補正してくれるもので、ゲーム中に薄暗い場面で見にくいアイテムを発見したり、敵と遭遇した場合などに役立つ。設定は「オフ」と自動で効果を調整してくれる「A.I.」のほか、効果のレベルに応じて「通常」から「最も強い」の5段階から選択できる。
比較映像を見ると「オフ」では見にくかった暗いシーンが、機能を有効にすると通常/強い/最も強いの順に見やすくなっているのがわかる。検証に使用した「BIOHAZARD RE:4」は、ホラー要素の強く暗所のシーンが多いゲームだけに「ナイトビジョン」の設定を強めにすることで、効果は非常に高い。
リフレッシュレートの違いも確認する。60Hz/120Hz/200Hzで比較を行い、できるだけ分かりやすく体感するために、レースゲーム「Assetto Corsa」を用いて検証。スーパースローモーション撮影により、描画の違いを可視化している。
検証動画を確認すると、60Hzのリフレッシュレート設定でも比較的低残像であることが分かる。PS5やXboxの120Hz動作も滑らかだが、PCの200Hz動作においては、コマ送り感の無い流れるようにスムースな描画が確認できた。
「MAG 274QRFW E20」は、フルHD環境からのステップアップを検討しているユーザーや、ホワイト筐体のディスプレイを求めるユーザーに適したモデルだ。遠距離の敵や細かなオブジェクトも視認しやすく、オープンワールド系タイトルでは映像の美しさが一段と引き立つ。
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最大200Hzのリフレッシュレートは、最新のグラフィックスカードを使うPCユーザーにとっては物足りないかもしれないが、ミドルレンジクラスのグラフィックスカードを使うユーザーにはちょうどよいスペックだ。 セールスポイントのひとつでもあるホワイト筐体は言うまでもなく“白系ゲーミングPCとの相性も抜群。さらに価格も3万円台後半(2026年3月時点)と同スペックのディスプレイとしては比較的手ごろな点も嬉しい。性能だけでなく外観や価格にもこだわりたいユーザーにとって、有力な選択肢となる1台だ。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社