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CFD「CG3VW」シリーズ(2020年3月下旬発売)
CSSD-S6H4GCG3VW(480GB) 実勢売価税込7,200円前後
CSSD-S6H2GCG3VW(240GB) 実勢売価税込4,000円前後
製品情報(CFD)
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SK Hynix「V4 3D TLC NAND」を採用するエントリーSSD
CFDのエントリー・カジュアルユース向けSSD「CG」シリーズに、
SK Hynix「V4 3D TLC NAND」を採用した最新モデル
「CG3VW」シリーズが登場した。
東芝「BiCS TLC」を使用する
「CG3VX」シリーズの後継モデルで、CFDによると「PCMark 8」のベンチマークスコアが約5%低下している一方で、書込耐性は240GBで70TBW→
120TBWへ、480GBで155TBW→
240TBWへと1.5倍以上も向上。さらに長期間使用時の性能劣化も抑えられているとしており、パフォーマンスが最重要ではないエントリークラスSSDとしては、より魅力が増した製品と言える。
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CFDのテストによれば、「PCMark 8」のストレージスコアは約5%低くなっているが、耐久性は1.5倍以上向上しているという
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コントローラは、これまでと同じDRAMキャッシュをチップに内蔵した
Phison「PS3111-S11T」で、ディスクの空き容量に応じてガーベッジコレクションの実行を調整する
「Smart Data Processing」や、要求データを予測して読込性能を高める
「Predict & Fetch」、書込データを圧縮して、書込性能とSSDの耐久性を向上する
「Smart Zip」、「Dynamic Error Bit Monitoring 」や「Read Retry」によってデータエラーを訂正する
「Smart Refresh」などのパフォーマンスチューニング機能を搭載する。
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Phison「PS3111-S11T」を採用するCFD「CG3VW」シリーズ。コントローラにキャッシュを内蔵するため、DRAMキャッシュは不要
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またTRIM、S.M.A.R.T.などの標準機能の他、データを破損から保護するECC機能
「LDPC」(Low Density Parity Check)、動的および静的ウェアレベリングの両方を実装することで、NANDのフラッシュの寿命を高める
「Wear Leveling」、バッドブロックへのデータ書込を防ぐ
「Bad Block Management」、NANDフラッシュの一部を予備領域として確保することで耐久性を高める
「オーバープロビジョニング」などのフラッシュマネジメント機能も備える。
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240GB(ブルー)と480GB(イエロー)でカラーの異なるパッケージ。保証書兼用のため、3年間はしっかりと保管しておこう
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製品ラインナップは容量240GBの
「CSSD-S6H2GCG3VW」と、480GBの
「CSSD-S6H4GCG3VW」の2モデルで、転送速度はいずれもシーケンシャル読込530MB/sec、書込430MB/sec、ランダム読込74,000 IOPS、書込81,000 IOPS。シーケンシャル書込を除けばSATA3.0(6Gbps)SSDのハイエンドモデルにも匹敵する公称速度が謳われているが、実際のパフォーマンスについては後半のテストセッションで明らかにしていこう。