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MSI「MEG Z490I UNIFY」 実勢売価税込33,000円前後(5月20日発売)
製品情報(MSI)
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「質実剛健」な「UNIFY」シリーズ初のMini-ITXモデル
今回の撮って出しレビューで取り上げるのは、
「質実剛健」を製品コンセプトに掲げた
MSI「UNIFY」シリーズ初のMini-ITXマザーボード
「MEG Z490I UNIFY」だ。以前詳細検証をお届けした
「MEG X570 UNIFY」と同じく、オンボードのLEDイルミネーションを敢えて省略。最近のハイエンドマザーボードでは珍しい、黒で統一した落ち着いたデザインが特徴だ。
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基本的に、CPUソケットと、PCI-Expressスロットのメタルカバー「PCIe Steel Armor」を除く全てを黒で統一。ハイエンドモデルでありながら、LEDイルミネーションは非搭載だ
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一方、ハイエンドゲーマーやエンスージアストをターゲットにした「MEG」シリーズらしく、電源回路には
「IntersilデジタルPWM」と、
「90A Smart Power Stage」で構成される強力な
8フェーズ回路を搭載。さらにダブルボールベアリングファンを内蔵した高冷却ヒートシンクや、コンシューマ向けでは最高クラスの
10層PCBを採用することで、TDPが125Wに増えた第10世代Intel Coreプロセッサのオーバークロックにも耐えられるという。
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基板スペースが限られるMini-ITXフォームファクタ。「MEG Z490I UNIFY」では、高品質なパーツを組み合わせることで、フェーズ数を抑えつつ電源供給能力を高めている
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そしてゲーミングマザーボードで重要なネットワーク機能には、Realtekの最新チップ「RTL8125B」による
2.5ギガビットLANと、最大帯域2.4Gbpsの
Intel Wi-Fi 6 AX201による無線LANを搭載。ネットワークのトラフィックを最適化する
「MSI GAMING LAN Manager」も用意され、遅延のない快適な環境でゲームを楽しめる。さらにオーディオ回路には、Realtek「ALC1220」や、スタジオグレードのオーディオコンデンサなどを組み合わせた
「Audio Boost 4」を搭載する。
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モノトーンの落ち着いたデザインを採用するパッケージ。Mini-ITXマザーボードらしくコンパクトサイズで、持ち帰りも楽に行える
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その他、PCI-Express3.0(x4)接続の
「Turbo M.2」や、帯域幅40Gbpsの
Thunderbolt 3、重量のある大型グラフィックスカードを安全に支える
「PCIe Steel Armor」、高速なM.2 SSDのサーマルスロットリングを抑制する
「M.2 Shield FROZR」、紛失の心配がない組み込み済みI/Oパネル
「Pre-installed IO Shielding」など、ハイエンドモデルらしい充実した機能を備える。
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マニュアルやドライバCD、ケーブル類の他、「UNIFY」シリーズらしくブラックのエンブレムも付属する
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