「HD Tune Pro 5.75」で詳細な傾向をチェック
続いて「HD Tune Pro 5.75」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていこう。
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【Benchmark Read】
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【Benchmark Write】
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【FileBenchmark】
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【Random Access Read】
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【Random Access Write】
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「Benchmark」は「Read」「Write」とも約1,250MB/secでフラットなグラフ。「File Benchmark:Transfer speed」の「Write」でキャッシュフラッシュと思われる定期的な落ち込みはあるものの、後発製品らしく全体的に転送はかなり安定している。また「Random Access」の「Write」では60,000 IOPを超えるスコアをマークし、パフォーマンス面でも優秀だ。
「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャル性能をチェック
2TBモデル最後のベンチマークテストは「ATTO Disk Benchmark 4.00」でシーケンシャルアクセスの性能をチェックしておこう。
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【ATTO Disk Benchmark 4.00】
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「ATTO Disk Benchmark 4.00」では、テストに圧縮率の高いデータを使うため、読込は最高3.20GB/sec、書込も最高3.02GB/secで、「CrystalDiskMark 8.0.1:All 0×00 (0Fill)」と同様、インターフェイスの限界に近いスコア。これ以上のパフォーマンスを求めるなら
CFD「PG4VNZ」シリーズのようなPCI-Express4.0(x4)接続の製品を購入する必要がある。
1TBモデル「CSSD-M2O1TEG2VNQ」のパフォーマンス検証
2TBモデルでは、シーケンシャル、ランダムとも公称値を上回る良好なパフォーマンスを発揮した「EG2VNQ」シリーズ。続いて、ちょうど中間にあたる1TBモデル
「CSSD-M2O1TEG2VNQ」について検証を進めていこう。
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「CrystalDiskInfo 8.12.0」の結果。転送モードや対応規格、対応機能については2TBモデルと全く同じ
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ベンチマークテスト:「AS SSD Benchmark 2.0.6821.41776」
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:総合ベンチマーク】
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【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247:Compression-Benchmark】
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2TBとの差はシーケンシャル、ランダムとも最大4%で、測定ごとの差が大きいストレージ系ベンチマークとしては誤差といって差し支えないレベル。総合スコアも2TBモデルの4,321ポイントに対して、1TBモデルは4,204ポイント。その差は3%未満にとどまり、公称値通りほぼ同等のパフォーマンスを発揮している。
また「Compression-Benchmark」の結果は読込・書込とも右肩上がりで、やはりPhison「PS5013-E13T」は圧縮率が高くなるに連れてパフォーマンスが上昇することが分かる。