「HD Tune Pro 5.75」で詳細な傾向をチェック
「HD Tune Pro 5.75」を使い、より詳細な挙動とパフォーマンスをチェックしていこう。
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【Benchmark Read】
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【Benchmark Write】
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【FileBenchmark】
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【Random Access Read】
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【Random Access Write】
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「Benchmark Write」ではキャッシュ溢れと思われる症状で、中盤以降スコアに落ち込みが見られるものの、それ以外の「Benchmark Read」や「FileBenchmark」ではいずれもフラットなグラフ。シーケンシャルアクセスについては、「CrystalDiskMark 8.0.4」と同様安定したパフォーマンスが期待できる。さらにランダムアクセスは読込が最高約62,000 IOPS、書込が最高約79,000 IOPで、PCI-Express4.0(x4)接続のNVMe M.2 SSDの中でも間違いなく最速クラスの性能を発揮する。
「ATTO Disk Benchmark 4.00」でもシーケンシャル性能をチェック
ベンチマークテストのラストは「ATTO Disk Benchmark 4.00」のスコアを確認しておこう。
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【ATTO Disk Benchmark 4.00】
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バージョン4.0になって、「CrystalDiskMark」ほどスコアがでなくなったベンチマークだが、読込は最高6.48GB/sec、書込は最高4.16GB/secで、PCI-Express4.0(x4)SSDらしいスコア。また64MBでややスコアが落ち込んでいるのは、Marvellコントローラを使用している
「M9P Plus」や
「M9P」と似た結果。圧縮率への影響がない点や、データサイズによる影響が少ないことも含め、InnoGrit「Rainier」はMarvell ICに近い特性を持ったコントローラのようだ。