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CFD「PG5NFZ」シリーズ
CSSD-M2M2TPG5NFZ(2TB) 市場想定売価税込50,000円前後(2023年1月28日発売)
製品情報(CFD販売株式会社)
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新たな時代の幕明け。PCI Express 5.0(x4)接続に対応するNVMe M.2 SSD
2022年10月の
プレスリリースでは11月中の発売を予定していながら、
NANDフラッシュメモリの供給遅延によって発売が延期されていた
CFD GamingブランドのPCI Express 5.0(x4) NVMe M.2 SSD
「PG5NFZ」シリーズの国内発売が遂に開始された。第1弾として投入されたのは今回の主役でもある容量2TBの
「CSSD-M2M2TPG5NFZ」で、今後容量1TBの
「CSSD-M2M1TPG5NFZ」も発売が予定されている。
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遂に発売が開始されたPCI Express 5.0(x4)接続のNVMe M.2 SSD「PG5NFZ」シリーズだが初回入荷分は少量。NANDフラッシュの供給問題は未だ解消されておらず、当面の間は入荷が少ない状態が続くだろうとのこと
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コントローラは
「CES 2022」で発表されたPhisonのPCI Express 5.0(x4)対応コントローラ
「PS5026-E26」で、NANDフラッシュには高速な
Micron製236層3D TLC NANDフラッシュ「B58R」を採用。これにより、シーケンシャル読込最高10GB/s、書込最高9.5GB/s、ランダム読込最高150万IOPS、書込最高125万IOPSというPCI Express 4.0(x4)の限界を超える転送速度を実現している。
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現時点では厳しいが、ファームウェアの成熟やコントローラの最適化によって発熱が減ればヒートシンクレスモデルの投入も検討したいとのこと
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またこれまでCFD GamingブランドのNVMe M.2 SSDは、マザーボードに標準装備されているヒートシンクとの組み合わせを考慮して、敢えてヒートシンクを搭載しない状態で販売をしていた。しかしPCI Express 5.0(x4)に対応するPhison「PS5026-E26」コントローラは、ヒートシンクのない状態ではベンチマーク後5~6秒で、一般的なファンレスヒートシンクを搭載した場合でも5~6分でシャットダウンしてしまい、従来のマザーボードのヒートシンクでは性能を担保できない可能性があったという。
そこで「PG5NFZ」シリーズでは、「PS5026-E26」の発熱を抑えることができるようPhisonと共同で開発した小型ファン付きのヒートシンク
「Phnix」を標準装備。さらに熱伝導剤にもSSDで一般的なサーマルパッドではなく、より熱伝導率の高いサーマルグリスを使用することで、高負荷時の発熱を抑え安定動作を可能にしている。
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CFD Gamingブランドではおなじみのドラゴンが大きくデザインされたパッケージ。表/裏の両面に“ファンの電源ケーブルを接続しファンが回ることを確認してからご使用ください”と記載されていることからも、発熱がかなり大きいことがうかがえる
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その他、ディスクの空き容量に合わせて読込・書込スピードを調整する
「Smart Data Processing」や、データを先読みすることで読込速度を向上する
「Predict & Fetch」、NANDフラッシュの耐久性を維持しながら性能を改善する
「SLC Caching」、フラッシュメモリセルの劣化によるデータ破損を防ぐ
「LDPC ECC」、NANDフラッシュの寿命を大幅に改善する
「ウェアレベリング」、Bad Blockを効率的に管理する
「Bad Block Management」、コンポーネントの過熱を防止する
「Intelligent Thermal Throttling Sensor」など、CFD Gamingおなじみの機能を搭載する。
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「CrystalDiskInfo 8.17.14」の結果。対応転送モードはしっかりとPCIe 5.0x4が認識されている
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